「海外で利用できるVPNサービスを知りたい」
「何を基準に選んだら良いのか分からない」
というように、VPNサービスの利用を検討していても、種類や選び方について詳しく知らない方は多いのではないでしょうか。
VPNを使うことで日本にいながら海外のサイトや、日本で見れない海外の動画サービスを視聴できたり、反対に海外から日本のサイトや動画を視聴できたりします。
また、VPNは通信を暗号化する役割も持っているため、より安全にインターネットを使えて、多くの企業では、テレワークの推進や安全な拠点間通信に欠かせない存在となっています。

今回は、VPNサービスについて特徴やメリット・デメリット、選び方などについて解説したのち、おすすめのVPNサービスについて紹介します。
VPNの導入を考えている方や、VPNの選び方を知って上手く活用していきたいという方は、ぜひ最後まで記事をご覧ください。
初心者でも失敗しないVPNの選び方
ここでは、VPNサービスを選ぶ際のポイントについて、以下の5つの項目に分けて紹介します。
- ノーログポリシーの有無
- 通信速度
- 接続できるサーバー数・設置国数
- 同時接続可能なデバイス数
- セキュリティの高さ
それぞれのポイントについて確認し、VPNの利用における失敗を防げるようにしましょう。
ノーログポリシーの有無
VPNを契約する場合、「ノーログポリシー」を掲げているVPNサービスを選ぶことが重要です。
ノーログポリシー(no log policy)とは、「ログを記録しない」という考え方であり、「ゼロログポリシー」とも呼ばれることがあります。
ノーログポリシーとは、文字通り「ログを記録しない」という方針で、ゼロログポリシーとも呼ばれます。
ログを取らないと明言しているVPNサービスは、「ユーザーの行動は追跡されません」と断言しています。
一方で、公式サイトにノーログポリシーが明示されていない場合、ログが保存される可能性があるため注意が必要です。
通信速度
VPNサービスを選ぶうえで、通信速度をチェックしておくことも欠かせません。有料のVPNサービスのなかでも通信速度は異なるため、無料版や試用版で試したり利用者の実際の声を聞いたりして、通信の安定性を確かめましょう。
特に、VPNを使用してオンラインゲームや動画視聴、SNSなどで大きなデータを扱う場合は、通信速度にこだわるべきといえます。適当にVPNサービスを選ぶと普段よりも通信速度が遅く感じてしまうこともあるため、利用目的に合わせて適したものを探してみてください。
接続できるサーバー数・設置国数
まずは、接続できるサーバー数と設置国について確認しておきましょう。
サーバーによって通信速度が異なるうえ、その日の環境によって通信の状況が異なります。
そのため、一つのサーバーにしか接続できないVPNだと、通信が安定しない時に別のサーバーへ切り替えられずストレスを感じてしまうでしょう。そこで、接続できるサーバー数が多いVPNサービスを選ぶことで、通信状況に合わせて適切なサーバーを利用でき、安定した通信が可能になります。
地域別のサーバー数にくわえ、国ごとに接続できるサーバー数が多いものや特定の国のWebサービスを利用したい場合には「その国にサーバーが設置されているか」も重要になってきます。
例えば「ドイツのWebサイトに日本国内からアクセスしたい」という場合にはドイツにサーバーを置くサービスを選ぶべきです。
なかにはサーバーごとの通信速度が確認できるVPNもあるため、安定した通信環境が選べるものを探しましょう。
同時接続可能なデバイス数
同時接続できるデバイスの数についても、あらかじめ確認しておくことがおすすめです。
通常のVPNサービスでは、1つの契約で複数のデバイスを同時に利用できるが、その台数には制限が設けられています。
有料のVPNは複数のデバイスで利用できますが、同時接続できるデバイスの数が多ければ便利になるのと同時に、複数人で使えるため通信料金の節約にもなります。
同時接続できるデバイスの数については、インターネットの利用スタイルや使用人数などによって異なりますが、最低でも3つのデバイス(スマホ・パソコン・タブレットなど)で接続可能なVPNを選ぶと安心でしょう。
セキュリティの高さ
セキュリティの高さについても、VPNサービスを利用するうえでしっかりと確認しておかなければなりません。ここでは、「プロトコルを確認すること」と「VPNの所在地を確認すること」の2つに分けて紹介します。
プロトコルを確認
プロトコルは接続方式のことをいいますが、通信の状況や内容に合わせてプロトコルを変更できるものがおすすめです。
通信速度重視でテキストをダウンロードするのであればPPTP、通信速度とセキュリティの両方を求めるならOpenVPNなど、通信内容によって最適なものを選ぶことがポイントです。
その時の通信の状況に合わせて最適な通信をするために、プロトコルはL2TP以上が揃っているものをおすすめします。
VPNの所在地を確認
国によってVPNのセキュリティの強度が異なるため、所在地を確認することも大切です。特に、仕事などで重要なデータを扱う場合はセキュリティ面を重視して選ぶと良いでしょう。
国ごとのセキュリティについては、EUのサーバーデータ保持法などによる影響が出ない国や、中立国などを選ぶことで個人情報が開示されるリスクが減ります。その国の治安や法整備によって異なるため、注意して選びましょう。
VPNのメリット
VPNのメリットとして以下の3点が挙げられます。
① 無料Wi-Fiでも通信内容が暗号化される
昨今はカフェや駅、商業施設、空港などさまざまな場所で無料Wi-Fiが利用できますが、安全性に欠けるのが現実です。先述のように、無料Wi-Fiは簡単に情報が盗み見されてしまうため、メールやアプリなどのデータ通信で使用することはおすすめできません。
そこで、VPNを活用することで仮想の専用線を構築して通信をプライベート化できるため、無料Wi-Fiでも安心して通信が行えます。普段から無料Wi-Fiを使用して仕事やメールなどのやり取りをする機会が多い方におすすめです。
② 低コストかつ安心の高速通信が行える
VPNを導入することで、低コストで仮想の専用線を使った通信が可能になるため、高いセキュリティで安心の高速通信が行えます。
会社に出勤して社内のネットワークを使えるのであれば、安心してネットワークを利用できます。しかし、出張やリモートワーク、遠隔地でのやり取りにおいて、一般的なネットワークを使うことは情報漏えいのリスクが非常に高くなってしまうでしょう。
そこで通信のための専用線を設けるとなると、莫大なコストが発生しかません。そのような時に、VPNを活用することで仮想の専用線を使った通信が可能になり、安心して通信が行えるようになるでしょう。
③ さまざまなデバイスからインターネットにアクセスできる
VPNは複数のデバイスからインターネットにアクセスできるため、自宅や外出先などさまざまな場所で仕事をする方やテレワークをしている方に最適です。
無料Wi-FiのあるエリアにおいてもVPNを導入していれば安全な通信が可能なため、場所を選ばずに仕事や作業ができます。日本だけでなく海外で使えるVPNも多くあるため、出張や旅行などで海外へ訪問する予定のある方は、国ごとに使用可能かどうかを確認しておくと良いでしょう。
VPNのデメリット
VPNのデメリットとして次の2つも押さえておきましょう。
それでは、一つずつ解説していきます。
① 通信速度が遅くなることがある
メリットが多く魅力的なVPNですが、インターネット環境によっては通信速度が遅くなることがあります。
通信が混雑する時間帯やアクセスの多い地域では、特に通信が遅くなる可能性が高くなりますが、実際の通信速度に関してはVPNを利用してみなければ分かりません。
そのため、VPNを選ぶ際には通常時の通信速度のほか、通信速度が遅くなる可能性などについても確認することが大切です。
② 情報漏えいのリスクはゼロではない
VPNはセキュリティの高い通信が可能ですが、情報漏えいのリスクはゼロではないため、注意しなければなりません。
どれほどセキュリティレベルの高いVPNであっても、ツールによっては情報が漏れてしまうことがあります。このようなトラブルを防ぐために、VPNの契約前にセキュリティの体制やサポート内容についてしっかりと確認しておきましょう。
VPNの人気おすすめランキング【2023年12月】16サービスを一覧表で比較

サービス名 | NordVPN![]() | MillenVPN![]() | Surfshark![]() | ExpressVPN![]() | ProtonVPN![]() | IPVanish![]() | PIA VPN![]() | Atlas VPN![]() | CyberGhost![]() | Glocal VPN![]() | Hide.me VPN![]() | スイカVPN![]() | セカイVPN![]() | PureVPN![]() | TunnelBear![]() | VPN Gate![]() |
月額料金 | 440円/月~ | 396円/月~ | 298円/月~ | 6.67ドル/月~ | 4.99ユーロ/月~ | 3.33ドル/月~ | 270円/月~ | 232円/月~ | 290円/月~ | 779円/月~ | 5.82ドル/月~ | 879円/月~ | 1,100円/月 | 2.08ドル/月~ | 3.33ドル/月~ | 完全無料 |
サーバー 設置国数 | 60ヶ国以上 | 72ヶ所 | 100か国以上 | 94ヶ国以上 | 64カ国以上 | 75国以上 | 75カ国以上 | 44カ国以上 | 91ヶ国以上 | 15カ国以上 | 77ヵ国以上 | 45都市 | 10ヶ国 | 78カ国以上 | 47カ国 | – |
サーバー数 | 5,500台以上 | 1,300台以上 | 3,200台以上 | 3,000台以上 | 1,700台以上 | 2,200サーバー以上 | 24,000台以上 | 750台以上 | 9,000台以上 | 100台以上 | 21,000台以上 | 50サーバー | – | 6,500台以上 | 2,600台以上 | 7,000台以上 |
同時接続可能 デバイス数 | 6台 | 10台 | 無制限 | 5台 | 10台 | 10台 | 10台 | 無制限 | 7台 | 1台 | 10台 | 50台 | 3台 | 10台 | 5台 | 5台 |
ノーログ ポリシー | 記載あり | 記載あり | 記載あり | 記載あり | 記載あり | 記載あり | 記載あり | 記載あり | 記載あり | 記載あり | 記載あり | 記載なし | 記載なし | 記載あり | 記載あり | 記載なし |
保証・無料期間 | 30日間返金保証 | 30日間返金保証 | 30日間返金保証 | 30日間返金保証 | 30日間返金保証 | 30日間返金保証 | 30日間返金保証 | 30日間返金保証 | 15〜45日間返金保証 | 7日間お試し期間 | 30日間返金保証 | 30日間返金保証 | 最大2ヶ月無料体験 | 31日間返金保証 | 無料プランあり | 完全無料 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
ここでは、日本でおすすめなVPNサービスについて紹介します。
それぞれについて特徴を詳しく解説しますので、ご自身の環境や目的に合ったサービスを探してみてください。それでは、一つずつ見ていきましょう。
紹介しているVPNの料金は、2023年12月現在の価格・為替レートをもとに記載しています。
NordVPN

おすすめ度 | |
料金(税込) | 1ヶ月:1,920円/月 1年:660円/月 2年:440円/月 |
サーバー設置数 | 世界60ヶ国以上5,500台以上 |
接続デバイス数 | 最大6台 |
暗号化 | AES-256bit |
プロトコル | NordLynx・OpenVPN・IKE-2 |
運営会社 | Tefincom S.A. |
サポート体制 | 24時間365日(日本語対応可) |
無料体験 | 30日間の返金保証 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
- 安定した高速通信が可能の人気VPN
- 対応動画サービスが充実している
- 機能性やセキュリティが高い
- 日本語の問い合わせ対応可
NordVPNの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
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評価 | 1位 | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | なし |
メリット | デメリット |
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接続できるサーバー数が多い 接続スピードが速い 対応しているサービスが多い ノーログポリシー保証 | 試用期間・無料プランがない 国によっては通信速度が減退する |
NordVPNは、知名度と機能性がトップクラスのVPNサービスであり、30日間の返金保証があるため、初心者にも使いやすいVPNです。
セキュリティが非常に優れており、豊富な動画コンテンツ対応や低料金が特徴です。
Netflix、Amazon Prime Video、Huluなど主要な動画サービスに対応しているので、海外から日本の動画コンテンツを閲覧したい場合には最適なサービスといえるでしょう。
日本ではNordVPN for インフルエンサープログラムが開始され、Twitchの著名なストリーマーやYouTuberがNordVPNを宣伝しているため、VPNの中でかなりの知名度があります。

NordVPNは、『ApexLegends』のプロゲーマーShivさんの公式サポーターを務めていることでも有名です。
特に動画視聴サービスに関しては、他のVPNサービスと比較しても対応サービスが圧倒的に多いです。
MillenVPN

おすすめ度 | |
料金(税込) | 1ヶ月:1,496円/月 1年:594円/月 2年:396円/月 |
サーバー設置数 | 72ヶ所に1,300台以上 |
接続デバイス数 | 最大10台 |
暗号化 | AES-256bit |
プロトコル | IKEv2・OpenVPN |
運営会社 | アズポケット株式会社 |
サポート体制 | 24時間365日(日本語対応可) |
無料体験 | 30日間の返金保証 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
- 料金が安く同時接続台数は10台
- 日本語対応で使えるサーバーが数が多い
- 日本企業が運営している安心と信頼性
MillenVPNの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
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評価 | 2位 | ◎ | ◎ 月額396円〜 | ○ | ◎ 10台 | ◎ 日本企業が運営 | なし |
メリット | デメリット |
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日本企業が運営して安心 月額利用料金が安い アプリの設定が簡単 セキュリティ力や速度も申し分なし | サーバー設置国数が他サービスより少ない 海外VPNに比べて対応デバイスが少ない 支払い方法が少ない |
VPNは海外サービスが多い中で、MillenVPNは日本企業が運営している安心と信頼感が違います。日本を含む50カ国に設置されている1,300台以上ものと使えるサーバーが多く、同時接続数は10台まで。
日本企業が運営しているので、サポートやマニュアルなどは全て日本語で対応してくれます。
特に、海外で運営されている多くのVPNサービスの中で、日本で運営されていることが最も信頼できる点です。そのため、「VPNを登録するのが少し不安」と感じる方でも安心して使えるのが特徴です。
Surfshark

おすすめ度 | |
料金(税込) | 1ヶ月:2,188円/月 1年:598円/月 2年:298円/月 |
サーバー設置数 | 100か国にある3200台以上 |
接続デバイス数 | 無制限 |
暗号化 | AES-256bit |
プロトコル | IKEv2・IPsec |
運営会社 | Surfshark B.V. |
サポート体制 | ライブチャット・メール |
無料体験 | 30日間の返金保証 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
- デバイスの同時接続台数が無制限
- 1年・2年プランが業界最安値
- 24時間年中無休のサポートに対応
- MultiHopやキルスイッチによる強いセキュリティ
Surfsharkの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
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評価 | 3位 | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | △ | なし |
メリット | デメリット |
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料金が安く通信速度も安定 同時接続台数が無制限 広告を非表示にする機能搭載 | カスタマーサポートが繋がりにくい 一部のVODは視聴できない 日本語対応が不十分 |
Surfsharkは、英領ヴァージン諸島で運営されているVPNサービスです。
Surfshark(サーフシャーク)の特徴は、やはりデバイスの同時接続が無制限で利用できることです。
他のVPNサービスでは、同時接続台数が1〜5台であり、アップグレードプランへの加入などで同時接続台数を増やすことができますが、Surfsharkでは通常プランで無制限に利用できます。会社で使う場合や、家族での使用を考えている人や多くのデバイスに接続したい人にとっては大きな利点と言えます。
日本語対応が不十分なのとサポートセンターに繋がりにくく急ぎで対応してほしい場合はデメリットに感じます。ただし、サポートは適切に対応してもらえるだけでなく、接続が難しい状況も徐々に改善されています。
ExpressVPN

おすすめ度 | |
料金(税込) | 1ヶ月:12.95ドル/月 6ヶ月:9.99ドル/月 12ヶ月:6.67ドル/月 |
サーバー設置数 | 世界94ヶ国3000台以上 |
接続デバイス数 | 最大5台 |
暗号化 | AES-256bit |
プロトコル | Lightway・L2TP・IPsec VPN OpenVPN・IKEv2・PPTP・WireGuard・SSTP |
運営会社 | Kape Technologies |
サポート体制 | 24時間365日(日本語対応可) |
無料体験 | 30日間の返金保証 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
- 通信速度に特化している
- 初心者でも使いやすい管理画面
- 世界94ヶ国3000台以上のサーバーを持つ
- 日本語チャットサポート対応
ExpressVPNの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
評価 | 4位 | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | なし |
メリット | デメリット |
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通信速度が優れていて安定 マルチデバイスに対応 最高水準のセキュリティ カスタマーサポートが充実 | 他のVPNよりも料金が高い 中国での接続状況が悪い時がある アップロードの速度にばらつきあり 同時接続台数が少ない |
ExpressVPNは、英領バージン諸島に拠点を置くExpress VPN Internationalが2009年から運営しているVPNサービスで、VPN業界でも高い安全性で知られています。
通信速度は、おそらくVPNサービスの中でトップクラスと言えます。
海外の動画視聴や、安定した通信速度でインターネットを利用したい人におすすめのVPNサービスです。
さらに、カスタマーサポートが丁寧で24時間対応しており、接続の問題や疑問点、要望はチャットですぐに解決できます。
ExpressVPN は、3種類の料金プランを提供しています。ドル表記なのでは1ドル130円の場合1ヶ月プランは約1,680円と考えてください(円相場)
おすすめは「12ヶ月プラン」です。一度にお支払いする金額は割高に感じますが、ひと月あたりの金額は割安です。もし、ExpressVPN の利用を中止したくなったら、 お申込み手続きが完了して、30日間を過ぎる前に解約してください。ご利用料金が返金されます(30日間返金保証)。
ProtonVPN

おすすめ度 | |
料金(税込) | 1ヶ月:9.99ユーロ/月 12ヶ月:5.99ユーロ/月 24ヶ月:4.99ユーロ/月 |
サーバー設置数 | 64カ国以上1,700台以上 |
接続デバイス数 | 最大10台 |
暗号化 | AES-256bit/ChaCha20 |
プロトコル | WireGuard…etc |
運営会社 | Proton Technologies |
サポート体制 | 英語でのメール対応のみ |
無料体験 | 30日間の返金保証 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
- 通信速度が早く使い勝手が良いVPN
- 高いセキュリティでプライバシー保護に特化
- 無料でも利用でき有料プランも高くない
- サポートはメールのみで日本語対応していないのが難
ProtonVPNの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
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評価 | 5位 | ◎ | ○ | ◎ | ○ | × | なし |
メリット | デメリット |
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優れたセキュリティと通信速度 無料版も用意されている アプリのカスタマイズ性が高い | Disney+やESPNは視聴できない サポートがメール対応のみ 日本語に対応していない |
ProtonVPNは、スイスを拠点とするProton Technologiesが2017年から運営しているVPNサービスです。
通常1つの接続先サーバーを2重化することで、セキュリティを向上させるSecure Core(セキュアコア)が導入されており、非常に高い安全性が最大の特徴となっています。
さらに、機能制限は存在しますが、無料で利用できるFreeプランもあり、VPNサービスを初めて使う初心者にとってハードルが低く、おすすめのVPNサービスです。
有料の「Plus」プランに含まれるSecure Coreサーバーは、スイスの地下1000メートルに位置する元スイス軍のシェルター内に設置されています。
予期せぬ緊急事態にも対応できるよう、物理的なセキュリティも十分に保護されており、安心して利用できます。大きなデメリットとしては日本語対応していない、サポートもメール対応のみなので、英語が読めないと利用のハードルが高まってしまう事です。
IPVanish

おすすめ度 | |
料金(税込) | 1ヶ月:11.99ドル/月 1年:4.50ドル/月 2年:3.33ドル/月 |
サーバー設置数 | 75国以上、2,200サーバー以上 |
接続デバイス数 | 10台 |
暗号化 | AES-256bit |
プロトコル | OpenVPN |
運営会社 | Ziff Davis |
サポート体制 | 24時間年中無休 |
無料体験 | 30日間の返金保証 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
- VPNプロバイダの中では高速
- サーバー数2000台以上、同時接続台数は10台
- セキュリティ対策も問題なし
- 日本語対応が行き届いていない
IPVanishの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
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評価 | 6位 | ○ | ○ | ○ | ◎ | × | なし |
メリット | デメリット |
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設置サーバー数が豊富 サポートは24時間年中無休 世界最高水準のセキュリティ メリット | 日本語未対応 中国での利用不可能 割引適用は初回時のみ |
IPVanishはアメリカを拠点としたVPNサービスで、手頃な価格、高速な通信速度、そして優れたセキュリティが評価されています。
海外で安全かつ便利にインターネットを使用したい方や、日本国内でインターネットのセキュリティを向上させたい方にお勧めです。
対応デバイスはWindowsやMacなどのPC、またiPhone・Androidアプリでも使用可能です。Linux向けの手動設定にも対応しています。接続可能なデバイス数に制限はありません。
IPVanishの欠点として、日本語サポートが十分ではないことが指摘されています。さらに、中国をはじめとする一部の国では使用が難しい可能性があるため、契約する前に利用可能な国をチェックすることが重要です。
ただし、VPNに対する規制は国によって変わることがあります。中国やミャンマーなどでVPNを使いたい場合は、旅行前にきちんと調査しておくことがおすすめです。
PIA VPN

- 手頃な価格で安定したVPNサービス
- 軍事レベルの暗号化で徹底したセキュリティ
- 最新技術のWireGuardを導入している
- 日本語にもしっかり対応していて安心
Private Internet Accessの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
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評価 | 7位 | ○ | ◎ | ○ | ○ | △ | なし |
メリット | デメリット |
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膨大な数のサーバーが利用可能 ノーログポリシーでセキュリティ機能は高い 低価格で30日間返金保証あり | 中国での利用に向いていない 利用できるNetflixの国が限られている |
Private Internet Accessは、主要なVPNサービスの中でも特に利用料が低くて使いやすいVPNです。セキュリティや通信速度にも問題がなく、サーバーの設置国や数、デバイス接続数も充実しており、大きな欠点は見当たりません。
また、Private Internet Accessを運営しているKape Technologiesは、「ExpressVPN」や「CyberGhostVPN」などの有名なVPNサービスを複数手がけている大手企業であり、信頼性や知名度にも問題はありません。
ただし、インターネット規制が厳しい国での接続が困難な点がデメリットとして挙げられますが、それ以外には目立った欠点や不利益はなく、「手頃な価格で安定したVPNサービス」と言えます。
おすすめ度 | |
料金(税込) | 1ヶ月:1,480円/月 6ヶ月:920/月 2年:270円/月 |
サーバー設置数 | 75カ国24,000台以上 |
接続デバイス数 | 10台 |
暗号化 | AES-256bit |
プロトコル | WireGuard・ OpenVPN・IKEv2 |
運営会社 | Private Internet Access, Inc. |
サポート体制 | 24時間 |
無料体験 | 30日間返金保証あり |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
PIAの標準プロトコルはOpenVPNですが、iOSアプリではモバイルに適したIKEv2が使われており、デバイスや使用状況に応じたプロトコルが選べます。
さらに、最新技術のプロトコルであるWireGuardを導入している数少ないVPNのひとつでもあります。
日本語対応は、公式サイトに加えて、アプリやFAQもしっかり日本語に対応しています。
公式サイトでの比較やアプリの使用時には、機械的な翻訳ではない文章が提供されているため、初心者の方でも安心して使うことができます。
Atlas VPN

- 低価格でありながら同時接続台数は無制限
- 4K高速ストリーミングに対応
- 24時間年中無休のサポート体制
- 日常生活でVPNを利用したい方におすすめ
Atlas VPNの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
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評価 | 8位 | ○ | ◎ | ○ | ◎ | △ | なし |
メリット | デメリット |
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利用料金が安く無料版も存在する 同時接続台数が無制限 多くのセキュリティ機能が搭載 | サーバー設置国・サーバー数がやや少ない 無料版は制限が多くまともには使えない 日本語対応がやや不十分 |
AtlasVPNは、アメリカのデラウェア州を拠点とする企業が運営するVPNサービスです。
安価であり、同時に接続できるデバイス数に制限がなく、通常は有料で提供されるセキュリティ機能が標準装備されているなどの利点があります。
2021年には、業界大手である「NordVPN」を運営するNord Security社の一部となりましたが、NordVPNとAtlasVPNとの間には、サーバー数や料金などさまざまな面で差異が存在します。
さらに、無料版や30日間の返金保証が付いているため、比較検討する際のお試しにも最適なVPNサービスです。
おすすめ度 | |
料金(税込) | 1ヶ月:1,398円/月 1年:418円/月 ※ 2年:232円/月※ |
サーバー設置数 | 44カ国750台以上 |
接続デバイス数 | 無制限 |
暗号化 | AES-256bit |
プロトコル | WireGuard・IPSEC/IKEV2・PrivateDNS・P2P friendly |
運営会社 | peakstar_technologies,inc. |
サポート体制 | 24時間チャット対応 |
無料体験 | 無料版あり/30日間返金保証 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
無料版に関しては「月5GBまでの制限」「アメリカとオランダーのサーバーしか使えない」など機能の制限が多くあまり使い物にならず、あくまでお試し利用としての位置付けと考えてください。快適にVPNを使いたいのであれば有料版を使うことをおすすめします。
CyberGhost

- サーバー設置国・設置数が多く快適に利用できる
- 長期プランだと約300円/月とお得で使える
- 対応OSやデバイスが豊富
- 最大45日間の返金保証付き
CyberGhostの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
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評価 | 9位 | ○ | ◎ | ○ | ○ | △ | なし |
メリット | デメリット |
---|---|
サーバー数がトップクラスで多い 長期契約時の割引がお得 カスタマーサポートは24時間対応 | 中国で利用ができない 1カ月プランだとやや割高になる 一部サポートでは日本語が未対応 |
CyberGhostは、ルーマニアの会社が運営するVPNサービスです。大手VPNに比べて、サーバー数、対応デバイス数、セキュリティ、機能面など、あらゆる点で優れたサービスを提供しています。
特に、サーバー数が非常に多く、様々な国のサーバーにアクセスできるため、多くのユーザーが利用する時間帯でも安定した通信が可能です。また、セキュリティも高く、海外の無料WiFiや自宅のインターネット回線を暗号化し、安全に使用することができます。
おすすめ度 | |
料金(税込) | 1ヶ月:1,790円/月 6ヶ月:1,000円/月 26ヶ月:320円/月 |
サーバー設置数 | 91ヶ国9,000台以上 |
接続デバイス数 | 7台 |
暗号化 | AES-256bit |
プロトコル | OpenVPN・IKEv2・WireGuard |
運営会社 | CyberGhost S.R.L. |
サポート体制 | 24時間年中無休 |
無料体験 | 最大45日間返金保証 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
また、CyberGhostを運営するCyberGhost S.R.L.の親会社は、大手VPN「Private Internet AccessVPN」と「ExpressVPN」を運営する大手企業であるKape Technologiesです。
CyberGhostは日本語の情報が少ないのがネックですが、運営はしっかりしているのでおすすめできるサービスです。
Glocal VPN

- 動画配信サービスに特化したVPNサービス
- 1ヶ月プランが990円と短期利用に向いている
- 固定IPアドレスを利用できる
- 日本語は日本語でサポート対応
Glocal VPNの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
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評価 | 10位 | ○ | ◎ | △ | △ | ◎ | なし |
メリット | デメリット |
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日本の動画配信サービスに強い 短期契約の場合は月額料金が安い 日本運営のため日本語に対応している | 同時接続数が1台のみ 接続できる国やサーバ数が少ない 他社よりお試し期間が短い 専用アプリがない |
Glocal VPNは、海外向けSIMサービスなどで知られる「株式会社グローカルネット」が運営するVPNサービスです。
多くのVPNサービスが海外企業によって運営されていますが、Glocal VPNは完全に国産で、日本の企業が運営しています。
Glocal VPNの最大の特徴は、「日本の動画配信サービスに特化したサービス」であることです。1ヶ月の利用料金が990円という格安な部分もポイント。
出張や旅行の短期利用で滞在先で日本の動画配信サービスを視聴したい時におすすめのVPNサービスです。
VPNの利用目的には、「テレワークのセキュリティを向上させる」や「トレントでIPアドレスを隠す」などがありますが、Glocal VPNは海外から日本の動画配信サービスを視聴したい人に向けたサービスです。
海外からTVerやAbema TVなどの日本のVODにアクセスしたい方にお勧めのサービスです。
おすすめ度 | |
料金(税込) | 1ヶ月:990円/月 6ヶ月:825円/月 12ヶ月:779円/月 |
サーバー設置数 | 15カ国100台以上 |
接続デバイス数 | 1台 |
暗号化 | AES-256bit |
プロトコル | Ethernet over HTTPS・L2TP/IPSec・L2TPv3/IPsec・Open VPN・EtherIP/IPsec・MS SSTP |
運営会社 | 株式会社グローカルネット |
サポート体制 | メール対応(2営業日以内の返信) |
無料体験 | 7日間 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
GlocalVPNは、運営会社が日本企業であることから、基本的にウェブサイトやサポートが日本語で表示されています。
VPNサービスは大半が海外運営であるため、日本企業による運営は珍しく、英語が苦手な方や翻訳するのが面倒だと感じる方でも気軽に利用できます。
さらに、サポートも日本語対応であり、安心して利用できる点が魅力です。
Hide.me VPN

- トックプラスのセキュリティ性能
- 1ヶ月10GBまで無料で利用可能
- 有料プランは最大10台同時接続が可能
- サイトやサポートは最低限の日本語対応
Hide.me VPNの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
評価 | 11位 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | なし |
メリット | デメリット |
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同時接続が10台 無料プランが存在する ノーログポリシーで安全性が高い 設置国数とサーバー数が豊富 | 有料プランは他社より割高 サポートが一部日本語未対応 無料版は用途に制限付き |
hide.meは、マレーシアを拠点とする「eVenture Ltd.」が運営するVPNサービスで、特徴としては77カ国で2,100以上のサーバーにVPN接続が可能であることや、毎月10GBまでの範囲で無料でVPNを利用できることがあり、初めての利用者でも安心して使えます。
海外の企業が運営していますがサイトは日本語にも対応しています。
さらに、セキュリティ対策が万全で、通信速度も安定した高品質なVPNサービスとなっています。
おすすめ度 | |
料金(税込) | 1ヶ月:9.95ドル/月 半年:5.82ドル/月 27ヶ月:5.82ドル/月 |
サーバー設置数 | 77ヵ国21000台以上 |
接続デバイス数 | 10台 |
暗号化 | AES-256bit |
プロトコル | WireGuard・OpenVPN・SoftEther・IKEv2・SSTP |
運営会社 | eVenture Ltd. |
サポート体制 | ライブチャット |
無料体験 | 30日間の返金保証 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
スイカVPN

- 50台まで同時接続台数が可能
- 日本企業が運営でサポートも日本語対応
- 中国でのVPN利用も可能
- 短期契約の利用料金はトップクラスで安い
スイカVPNの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
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評価 | 12位 | △ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | なし |
メリット | デメリット |
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日本の動画配信サービスに数多く対応 同時接続台数が50台もある 短期契約の利用料金は他社より安い サポートは日本語対応かつ年中無休 | 利用できるサーバー数が少ない 同じサーバーに同時接続はできない 長期契約の利用料金は他社より高い 接続できる対応OS |
スイカVPNは、日本の株式会社MAJ Techが運営するサービスです。
通常、VPNサービスのプランは3つくらいが一般的ですが、スイカVPNでは5つのプランが用意されており、短期利用から長期利用まで、無駄なく活用できる点が魅力です。また短期利用だと他のVPNサービスより格安で利用できます。逆に長期利用だと他サービスの方がお得なケースも多いので、利用する期間や用途に合わせて契約を比較して考えましょう。
さらに、スイカVPNには利用開始から30日間の無料キャンセル期間が設けられているので、まずは試してみたい方や、短期間だけVPNサービスを使いたい方にもおすすめできます。
おすすめ度 | |
料金(税込) | 1ヶ月:1,097円/月 3ヶ月:1,048円/月 6ヶ月:988円/月 1年:938円/月 2年:879円/月 |
サーバー設置数 | 世界45都市50サーバー |
接続デバイス数 | 50台 |
暗号化 | 不明 |
プロトコル | L2TP・IKEv2・Shadowsocks・PPTP(一部OSのみ) |
運営会社 | 株式会社MAJ Tech |
サポート体制 | 土日も日本語サポート |
無料体験 | 30日間 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
スイカVPNは、中国での使用を前提に開発されたサービスであり、中国国内での動作確認がきちんと実施されています。規制が強化された場合でも、迅速に対応してくれるでしょう。
ただし、中国政府の方針によっては、利用できなくなるサービスも現れるかもしれません。
現在、「契約したものの使えない場合どうするか」と悩んでいる人向けに、30日間の無料お試し期間が提供されているため、不安を感じる方はそれを利用することがおすすめです。
セカイVPN

- 日本企業が運営するIP共有型のVPNサービス
- シンプルな1ヶ月1,100円のワンプラン
- 最大2ヶ月まで無料で試せる
- 違約金なしでいつでも解約可能
セカイVPNの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
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評価 | 13位 | △ | ○ | △ | ○ | ◎ | なし |
メリット | デメリット |
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料金体系がシンプル 無料体験が2ヶ月と長い | サーバー設置国は少ない 通信速度が遅い ノーログポリシーを掲げていない |
セカイVPNは日本の企業が管理しており、個人情報保護法及びその他の関連法令並びに各ガイドラインを遵守している老舗プロバイダーの会社です。他のVPNサービスは約60〜100か国にサーバーが設置されていることが多く、セカイVPNは比較的小規模なサービスと言えます。
なので、接続したいエリアにサーバが設置されているか確認してから契約することをおすすめします。
日本の老舗プロバイダーが運営しており、信頼できるサービスではありますが通信速度が遅かったり繋がらない現象も多く、安定したVPNを必要とする場合は、セカイVPNだけではなく、MillenVPNやNordVPNなど別のVPNサービスも契約しておくとよいでしょう。
おすすめ度 | |
料金(税込) | 1ヶ月:1,100円/月 |
サーバー設置数 | 10ヶ国 |
接続デバイス数 | 3台 |
暗号化 | 非公開 |
プロトコル | PPTP・L2TP・OpenVPN・IKEv2・OpenConnect・HTTPS接続 |
運営会社 | 株式会社インターリンク |
サポート体制 | 日本語対応 |
無料体験 | 最大2ヶ月 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
PureVPN

- 軍事レベルの暗号化技術
- 最新のトンネリングプロトコルを導入
- 日本の動画配信サービスはほとんど対応できないので注意
PureVPNの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
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評価 | 14位 | △ | ○ | ○ | ○ | △ | なし |
メリット | デメリット |
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大規模なサーバーネットワーク 高度な接続速度と暗号化技術 アプリがシンプルで使いやすい | 過去にログ保管でトラブルあり 日本の動画配信サービスが視聴できない サポートの反応が遅い |
PureVPNは、サイバーセキュリティアプリを作成する香港のソフトウェア会社「GZ Systems」が運営するVPNサービスです。
世界78カ国以上に自社管理の6,500台以上のサーバーを展開し、安全なインターネット環境の利用を支援しています。
31日間の返金保証や、24時間年中無休のカスタマーサポートを提供するなど、ユーザーを第一に考慮したVPNサービスであり、高いユーザー満足度を実現しています。
おすすめ度 | |
料金(税込) | 1ヶ月:10.95ドル/月 3ヶ月:3.24ドル/月 1年:2.08ドル/月 |
サーバー設置数 | 78カ国6,500台以上 |
接続デバイス数 | 10台 |
暗号化 | AES-256bit |
プロトコル | Wireguard・iKev2・PPTP・L2TP・OpenVPN |
運営会社 | GZ Systems Ltd |
サポート体制 | メール/ライブチャット |
無料体験 | 31日間返金保証 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
性能についても、特に良いとは言い難く、日本の動画配信サービスなどのストリーミングサービスのブロック解除能力は非常に低いレベルなので、海外で日本の動画配信サービスを視聴したい方にはおすすめできません。
TunnelBear

- 毎月500MBまで無料で利用できる
- 無料版でも利用できるサーバー数が多い
- ノーログポリシー提示でセキュリティ面も安心
- 有料プランは長期契約で月額の価格は割安
TunnelBearの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
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評価 | 15位 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | × | なし |
メリット | デメリット |
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無期限で利用できる無料プランあり 対応デバイスが豊富 使い方が簡単で多くの利用者がいる ノーログポリシー提示 | 無料プランは長時間利用できない 通信速度の安定性はよくない 日本語に対応していない |
TunnelBearは、カナダ・トロントを拠点とする大手VPN企業であるTunnelBearが運営するVPNサービスです。
サーバー設置国が多く、1日の通信制限があるものの無期限で利用できる無料プランが最大の魅力となっています。
さらに、ノーログポリシーを掲げており、キルスイッチや自動接続などの自動化されたセキュリティ機能も充実していて、堅牢なセキュリティが期待できるVPNサービスです。
VPNサービスを初めて試す方や、無料で試してみたいと考えている方、安全なセキュリティが重視される方にもおすすめのサービスです。
おすすめ度 | |
料金(税込) | 1ヶ月:9.99ドル/月 1年:4.99ドル/月 3年:3.33ドル/月 |
サーバー設置数 | 47カ国2,600台以上 |
接続デバイス数 | 5台 |
暗号化 | AES256ビット |
プロトコル | IPSec・IKEv2 |
運営会社 | TunnelBear.inc (McAfeeの子会社) |
サポート体制 | メール |
無料体験 | 無料プランあり |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
VPN Gate

- 永続的に無料でVPNが利用可能
- 無料でありながらサーバー設置国が豊富
- 公式ページが日本語で分かりやすい
- セキュリティや通信速度には不安が残る
VPN Gateの総合評価
ランキング | セキュリティ | 価格帯 | 通信速度 | 同時接続デバイス数 | 日本語対応 | キャンペーン | |
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評価 | 16位 | △ | ◎ | × | ○ | ◎ | なし |
メリット | デメリット |
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完全無料で使える 筑波大学が運営 公式ページが全て日本語対応 | モバイルアプリが存在しない 通信速度が安定しない傾向にある セキュリティリスクが高い |
VPNGateは、筑波大学が学術実験プロジェクトとして運営するVPNサービスです。
VPNGateの特徴は、「無料で利用できる」「誰でも利用できる公開VPN中継サーバー」であり、ユーザー登録も不要で手軽に使えます。
ただし、通信速度やセキュリティ面では有料サービスに比べ劣るため、使用目的に応じて使い分けが必要です。
おすすめ度 | |
料金(税込) | 無料 |
サーバー設置数 | 7,000台以上 |
接続デバイス数 | 5台 |
暗号化 | SSL |
プロトコル | Open VPN・SSL-VPN・MS-SSTP・SSL-VPN (SoftEther VPN) |
運営会社 | 筑波大学 |
サポート体制 | 日本語対応 |
無料体験 | 無料 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
利用目的別におすすめVPNを比較
初心者向けで一番安全なVPNはどれ?

サービス名 | ![]() NordVPN | ![]() MillenVPN | ![]() ExpressVPN |
信頼性 | 法人登記がオフショア | 日本の法律に準拠 | 法人登記がヴァージン諸島 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 | ノーログポリシー対応 | ノーログポリシー対応 |
通信の暗号化 | AES-256暗号化 | AES-256 | AES-256暗号化 |
初心者でも安全に使えるVPNの比較ポイントとしては
- 信頼できる企業が運営しているか
- ノーログポリシー宣言している
- 通信の暗号化のセキュリティ
NordVPNは企業の不透明感が気になりますが、それ以外は最高基準のセキュリティでVPNサービスの中でもトップの利用者がいる事から初心者も安全に利用できるVPNとなっています。
MillenVPNは日本の企業が運営しており、通信の暗号化セキュリティも軍事レベルの暗号化規格AES-256が使われているので情報漏洩の心配はありません。
個人利用で手軽に使えるVPNを知りたい
サービス名 | ![]() スイカVPN | ![]() MillenVPN | ![]() Surfshark |
1ヶ月利用の月額料金 | 1,097円 | 1,496円 | 1,725円 |
2年契約の月額料金 | 799円 | 396円 | 318円 |
動画配信サービスの視聴 | 視聴可能 | 視聴可能 | 視聴可能 |
専用アプリ | あり | あり | あり |
返金保証 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
完全無料で安全・信頼できるVPNは存在する?
サービス名 | ![]() VPN Gate | ![]() TunnelBear | ![]() VPNネコ |
無料期間 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
容量制限 | 無制限 | ~500MB/月 | 無制限 |
同時接続 | 5台 | 1台 | 1台 |
上記の3サービスが無料で使える有名なVPNです。とくにVPN GateとVPNネコは完全無料で使えるので、重宝してる人も多いです。TunnelBearは容量に制限があり、月500MBを超える場合は有料プランに切り替える必要があります。
しかし、無料VPNにはセキュリティの脆弱性や通信速度が遅かったり接続が途中で切れてしまったり不具合も多いので、デメリットをしっかり把握した上で利用しましょう。
月額料金が安くてコスパが高いのを選びたい
長期契約を含めて月額料金が安いVPNサービス
サービス名 | ![]() Atlas VPN | ![]() PureVPN | ![]() CyberGhostVPN |
契約期間 | 3年プラン | 2年プラン | 2年プラン |
月額料金(税込) | 232円 | 2.08ドル | 290円/月 |
短期(1ヶ月)契約で月額料金が安いVPNサービス
サービス名 | ![]() Glocal VPN | ![]() スイカVPN | ![]() セカイVPN |
契約期間 | 1ヶ月プラン | 1ヶ月プラン | 1ヶ月プラン |
月額料金(税込) | 990円 | 1,097円 | 1,100円 |
VNPサービスは契約する期間によって月額料金額が変化し、1ヶ月の契約と2年間の契約を比較すると月額料金が半額以下になることは珍しくありません。長くVPNを利用するのであれば最低でも半年〜1年プランで契約した方がトータルコストは抑えれます。
逆に短期でしか使わないのであれば、1ヶ月期間の契約で問題ないでしょうか。
ほとんどのサービスが1ヶ月プランだと月1,500円前後の料金が発生します。
短期契約で月額料金が安い上位3つのサービスは全て日本企業が運営するサービスになりました。
その中でもGlocal VPNは1ヶ月契約でも1,000円以下を切る990円で利用できます。ただし、あくまで月額料金の安さだけに焦点を合わせているので、ご自身の用途に合わせてスペックが高いVPNサービスを選ぶべきです。
GlocalVPNは1ヶ月単位の料金は一番安いですが同時接続デバイス数が1台だけなので、複数のデバイスや複数人で使う場合には向いていないサービスです。
1つのVPN契約で複数端末を同時接続したい
VPNを契約する際、多くのサービスで同時に接続できる端末数に制限があります。
一般的な主要なVPNサービスでは、最大同時接続台数は5〜10台程度です。
その中でも、SurfsharkとAtlasVPNは1つの契約で同時接続デバイス数が無制限になっており、さらに家族のデバイスも無制限で接続できることが明確に示されています。
日本企業が運営するサービスを使いたい
サービス名 | ![]() MillenVPN | ![]() スイカVPN | ![]() セカイVPN | ![]() Glocal VPN | ![]() VPN Gate |
運営会社 | アズポケット株式会社 | 株式会社MAJ Tech | 株式会社インターリンク | 株式会社グローカルネット | 筑波大学 |
月額料金(税込) | 396円〜 | 1,097円〜 | 1,100円 | 990円 | 無料 |
同時接続可能 デバイス数 | 10台 | 50台 | 3台 | 1台 | 5台 |
セキュリティ | 高い | 高い | 普通 | 普通 | 弱い |
通信速度が速く快適にネット接続や動画視聴したい
サービス名 | ![]() NordVPN | ![]() ExpressVPN | ![]() Surfshark |
日本サーバー | ◎ | ◎ | ◯ |
アメリカサーバー | ◎ | ◎ | ◯ |
NordVPNやExpressVPNは非常に優秀で動画視聴に適したVPNです。Netflix、Amazonプライムビデオ、Huluなど、さまざまな動画配信サービスに対応しています。
NordVPNは、独自のプロトコルであるNprdLynxを採用しており、通信速度を向上。安定した通信速度の元でVPNを利用することが可能です。動画配信サービスの視聴対応はもちろん、日本国内では、NHK、テレビ東京、日本テレビ、東京MX、テレビ朝日に対応しているサーバーを保有しています。
規制が厳しい中国でも使えるVPNを知りたい
サービス名 | ![]() NordVPN | ![]() MillenVPN | ![]() ExpressVPN | ![]() Surfshark | ![]() セカイVPN |
日本語対応 | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ |
なんJでおすすめのVPNを知りたい
サービス名 | ![]() NordVPN | ![]() ExpressVPN | ![]() Surfshark | ![]() Private Internet Access |
略称 | N | E | 鮫 | PIA |
なんJの住民の中ではNordVPNやExpressVPNの評価が高いです。
VPNは主にログを取られたくない時、固定IPがほしい時、Torrentを利用する時などにVPNを使用します。
無料で使えるならGateVPNですが、無料は遅く使いづらいとのことで有料サービスをおすすめしているユーザーが目立ちました。
引用元:2ちゃんねる「知識人「VPN通せ」僕「VPN って何や?🤔」
VPNのよくある質問を初心者向けにわかりやすく解説
VPNとは?どんな時に使う?

VPNサービスとは「Virtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)サービス」のことであり、日本では「仮想専用線」とも呼ばれます。VPNはインターネット上に仮想的な専用のネットワークを構築して、通信を保護する階層を追加できる技術のことをいいます。
VPNサービスの仕組み
インターネットVPNは「トンネリング」「カプセル化」「暗号化」の3つの仕組みで構成されています。
まず「トンネリング」とは、インターネットの回線上に仮想の専用通信経路を構築し、2点間を接続できる状態にすることです。トンネリングを行うことで、外部から遮断されたネットワーク上の仮想回線ができます。
続いて「カプセル化」とは、トンネリングで通信するデータをPPTPやL2TPなどのプロトコルで包むことをいいます。カプセル化されることでセキュリティが向上し、外部からデータが見えないようになるのです。しかし、カプセル化されることで暗号化されるわけではないため、カプセルが外れると同時にデータ内容が見えてしまいます。
そして「暗号化」するためには、データをカプセル化するときに、IPsecやL2TP/IPsecなどの暗号化できるプロトコルを使用することで実現可能です。暗号化できればセキュリティの高いVPN通信が行えます。
VPNを使わないとどうなる?

フリーWi-Fiを使用する危険性
「VPNじゃなくても、フリーWi-Fiを使えばタダでインターネットが使えるからいいじゃん!」「外にいるときはフリーWi-Fiがたくさんあるから困らない」と考えるかもしれませんが、フリーWi-Fiは必ずしも安全とはいえません。
フリーWi-Fiを使用しても、ウェブサイトのURLが「https」になっているから大丈夫だと思いがちです。しかし、メールやアプリの通信に関しては安全とは限らないため注意が必要です。
また、暗号化有料Wi-Fiであっても複数人で共有しているため、いつどこで情報が漏れるかは分からないのがデメリットとして挙げられます。
フリーWi-Fiでウェブサイトしか見ないというのであれば、あまり心配する必要はありませんが、もしメールやアプリなどを使用する場合はセキュリティに気をつけなければなりません。
VPNが必要なのはどんな人?
VPNが必要だったり、使用をおすすめするのは以下のような方です。
- インターネット規制がある国でインターネットを利用したい
- サーチエンジンに情報を提供したくない
- 無料Wi-Fiを使用する頻度の高い学生や社会人
- 通話の内容を暗号化して盗難や録音を防ぎたい
- 安全に、そして自由に旅行をしたい
- よりセキュリティの高いデータ通信を行いたい
- 世界中のオンラインゲームを楽しみたい
このように、プライベートネットワークで安心した通信を行いたい方や、アクセス・プレイできるサイトやゲームの幅を広げたい方におすすめです。VPNはサービスによって特徴が異なりますが、ぜひ自分にあったものを探してみてください。
VPNは安全なの?違法ではない?
VPNは違法ではなく、安全にネットワークを利用する方法として、リモートワークやオフィスワークを中心に広まっています。
仮想的な専用線を構築してネットワークを繋げられるため、暗号化された通信が可能です。公共のフリーWi-Fiとは異なりプライベートな通信が行えることで、個人情報や企業の重要なデータなどを安全にやり取りできます。
VPNの利用にかかる料金はどのくらい?
利用する目的や契約プラン、各VPNサービスによって料金は異なりますが、1ヶ月プランであれば月額1,000円から2,000円ほどで利用できるものがほとんどです。
利用期間が長くなると毎月あたりの料金はやすくなる傾向にあり、月額3ドル(約419円)で利用できるものもあります。
無料のVPNを使っても平気?
「無料で使えるVPNがあるならそっちを使いたい!」と思うかもしれませんが、無料のVPNはセキュリティ面においてリスクが高く、個人情報やアクセスデータなどを不正利用される可能性もあります。
無料VPNは通信が暗号化されていないケースが多いため、トラブルが発生するリスクを考えるとおすすめできません。
また、通信速度が遅いことも特徴として挙げられるため、できる限り有料の安心して使えるVPNサービスを利用しましょう。安いものであれば月数百円で利用できるため、自分に合ったVPNサービスを探してみてください。
インターネットVPNとIPVPNの違い
インターネット回線を利用する通信が「インターネットVPN」であり、通信事業者の閉域ネットワークを利用する通信が「IP-VPN(閉域VPN)」です。
インターネットVPNはIP-VPNに比べて比較的コストが低いものの、インターネットは誰でもアクセス可能なオープンな回線であるため、不正アクセスや回線混雑による通信速度の低下などのリスクが存在します。
それに対して、IP-VPNは通信事業者の閉域ネットワークを利用することから、セキュリティや通信品質の面で専用線に近い状況が得られます。
VPNをオンにしたらどうなる?
VPNをオフにすると、暗号化がなくなりセキュリティが低下します。
これにより、個人情報の漏洩リスクが増加するだけでなく、機密性や秘密性のある情報や金融取引を行う際に第三者による不正アクセスが許される可能性もあります。特に、都市部で無料のWi-Fiを使用する場合は、情報漏洩のリスクが高まります。
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