【体験談】出会い系サイト・アプリで美人局を回避する方法を徹底解説

この記事のまとめ

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「美人局(つつもたせ)って出会い系サイトにいるの?」「女性と会う時には何に気をつけたらいいんだろう?」そのように思う方もいらっしゃると思います。

もし出会い系サイト・アプリで美人局に遭遇してしまった場合、脅されたり、めちゃめちゃ怖い思いをします。

実は、筆者自身が去年・一昨年と、2年続けて美人局に引っかかったことがあります。
その苦い経験を基にこの記事では、美人局の被害を避ける方法を解説します。
この記事を読み終えるあとは、安易に釣れる女性と会う時に、身分証などは持たずに最低限の持ち物で会う必要性が、理解できるようになります。

この記事を書いた人
BunzoH
筆者:BunzoH
  • 出会い系歴:17年、ゲーマー歴:10年
  • おもな利用サイト⇒PCMAX、ワクメ、ハピメ
  • おもな攻略対象⇒人妻、OL、職員
  • 2022年の成果:2人/7人(ヤレた/会った)

筆者の詳しい情報⇒     

- この記事の目次 -

出会い系サイトやアプリにいる美人局とは?|弱みに付け込んでくる悪い人たち

出会い系サイトやマッチングアプリで遭遇する美人局の典型的な例は、以下の通りです。

  • 待ち合わせで合流した瞬間に凸ってくる
  • ホテルに入る前に凸ってくる
  • 行為後に凸ってくる
  • 相手の自宅に入った瞬間に凸ってくる

上記のタイミングで「俺の女に何しとんじゃい!」と金銭を要求してくる人たちのことです。

上記のようなタイミングで強面な方や複数の男性陣に取り囲まれ、脅されるといったことが一般的です。

下記に実例を2件掲載します。

「俺の彼女だ」 ホテル出てきた学生に美人局、4人を逮捕

 美人局(つつもたせ)の手口で現金を脅し取るなどしたとして、県警少年捜査課と旭署は20日までに、恐喝や児童福祉法違反(淫行させる行為)などの疑いで、藤沢市高倉、無職の男(22)、横浜市港南区の無職少年(17)ら男女4人を逮捕、再逮捕した。

 ほかに逮捕されたのは、大和市深見東1丁目、自称会社員の男(22)、厚木市温水、無職の女(26)の両容疑者。

 4人の逮捕、再逮捕容疑は共謀して8月24日、横浜市に住む中学3年の女子生徒(14)に売春相手として同市在住の男子大学生(21)を引き合わせ、大和市内のホテルで女子生徒にみだらな行為をさせた、としている。さらに、ホテルから出てきた男子大学生に「(女子生徒は)俺の彼女だ」「学校や親にばらすぞ」などと因縁をつけ、藤沢市内で計60万円を脅し取るなどした、としている。

 同課によると、無職の男は「(女子生徒が)18歳未満とは知らなかった」などと供述、容疑を一部否認している。ほかの3人は認めている。女子生徒は逮捕された少年と交際していた時期があり、少年と交友関係にあった無職の男らに美人局を強要されたという。

神奈川新聞(2019/11/20)より転載

俺らにやられるか示談か…美人局事件、新たに容疑で1人逮捕 女子高生にホテル誘われた男性ら脅迫/県警

 男性を監禁して現金を奪うなどしたとして男女5人が逮捕された事件で、県警捜査1課と少年捜査課、越谷、吉川署は4日までに、恐喝未遂や監禁、強盗、窃盗の疑いで、川口市道合の自営業の男(20)ら高校3年の少女2人を含む17~20歳の男女6人を逮捕、再逮捕した。

 逮捕容疑は9月22日と30日、出会い系アプリを通じて誘い出した越谷市の会社員男性(25)と東京都墨田区の自営業男性(43)に、模造刀のようなものを示し、「未成年を家に連れ込んだな」「俺らにやられるか示談か」などと脅迫。現金計約6万円を奪い、男性のキャッシュカードを使って口座から現金95万円を引き出すなどした疑い。県警は認否を明らかにしていない。

 捜査1課によると、6人は越谷市の自営業少年(19)を中心とした仕事の同僚や友人。少女が吉川市のホテルなどに男性らを誘い出し、その後に男らが現れて犯行に及んだ。

 県警は11月、強盗などの疑いで、男ら男女5人を逮捕。防犯カメラの捜査などから余罪を調べ、今回新たに共犯者1人が判明した。

埼玉新聞(2019/12/5)より転載

美人局に遭った男性は、世間体を気にして泣き寝入りするケースがほとんどで、こうした事件になるのは氷山の一角です。

美人局は立派な犯罪行為です。抵触する法律は以下の通りです。

  • 詐欺罪
  • 恐喝罪
  • 脅迫罪
  • 強盗罪

法律的な解釈や解説は以下のサイトを参考にしてください。

参考1:奈良県生駒市の美人局事件で逮捕

参考2:京都市西京区の美人局で逮捕

では、次項より実際に美人局はどのような手口で近づいてくるのかを解説していきます。

出会い系サイトやアプリで近づいてくる美人局の手口|5つの特徴を解説

この項目では、筆者の実体験を基に出会い系サイトやアプリ内に潜んでいる美人局の特徴について解説していきます。

僕が実際に痛い目を見たわけですが、サイト内での美人局の特徴は以下の通りです。

サイトによっては、メールのレスポンスが良いので、キャッシュバッカーか業者かな?はたまた本当にヒマな素人なのかな?といろいろと想像を膨らませられます。

結果的には、怖いお兄さんに囲まれてしまったわけですが・・・

読者の皆さんが同じ轍を踏まないようにできる限りの情報提供をいたします。

それでは、次の項目からさっそく解説していきます。

出会い系にいる美人局の特徴1:サイト内のメールが途切れない

基本的に美人局は、デートの日取りが確定するまではテニスのラリーのごとく、メールのやりとりを延々と行います。

会えそうな雰囲気がプンプンで、気づけば数十通のメールのやりとりをしていたなんてことも良くある話です。

出会い系で素人女性とやり取りする場合は、相手側にほかに良い男性が見つかったりうまく話が続かなくて、途中でフェードアウトされて返事が返ってこないこともよくあります。

しかし、美人局が相手の場合は、積極的にアプローチをされることがほとんどで、なんとなくやりとりするつもりが、気づけばアポまでたどり着いていたということも。

なぜなら相手は早く出会って恐喝して、お金を奪い取ろうという魂胆があるからです。とんとん拍子に話が進むときこそ美人局を疑うようにしましょう。

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出会い系にいる美人局の特徴2:簡単にアポが取れる

美人局のサイト内の特徴として、「簡単にアポが取れる」ことが挙げられます。

出会い系サイトやアプリ内の美人局は、まず出会うことが目的の一つなので、知り合ってからアポの日取りまでがめちゃくちゃスムーズです。

知り合ったその日のうちに待ち合わせというパターンも少なくありません。

類似ケースとしては、「ワリキリ」や「パパ活」などもアポまでが非常にスムーズに進みます。

「ワリキリ」や「パパ活」の場合、LINEなどで事前に金額交渉が入ることがほとんどなので、防ぐことはできます。

しかし、美人局の場合、そのような事前交渉がないので、無防備で会いに行き、落ち合ってすぐに複数人の男性に囲まれたり、ホテルに入る直前で怖いお兄さん凸ってくるなんてこともあります。

多少の場数を踏むなどの慣れが必要になる部分はありますが、あまりにもスムーズにコトが進む場合は、疑ってかかった方が賢明です。

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出会い系にいる美人局の特徴3:約束をやたらと念押ししてくる

美人局の女性ユーザーは、アポの日取りや場所が確定すると怪しまれないようにその後も何度かやりとりをしますが、必ずと言っていいほど「アポの日時や場所の確認」や念押しをしてきます。

よくある念押ししてくる例は以下の取りです。

よくある念押しの例

  • 一人で待つのは怖いからすっぽかしなしだよ
  • もう待てないから裸で待ってるね
  • 〇〇号室だよ。服を脱いで待ってる
  • 〇時に××だよ。わかるかな?
  • スカウトに声かけられて怖いから早く来て

上記はあくまで一例ですが、「ちゃんと待ち合わせに行かないとマズい」状況や「思わず行ってしまいたくなる」状況をわざわざメールで伝えてきて、待ち合わせ場所に誘導してきます。

Sっ気の強い女性の場合、「ここまで本気にさせたのはあなたなんだから、すっぽかしたら、探偵を使ってでも調べ上げるから」と、えげつないことをメールで送ってくる子もいます。

彼女、彼らからすれば、「カモがネギをしょっている状態」なので、そんな獲物をみすみす逃すわけにはいかないと、きっちり念押ししてくるのでしょうね。しかもいやらしくないように。

いずれの場合にしても、「やたらと会うことを念押し」してくる場合は、美人局の可能性を疑ってみると良いでしょう。

出会い系にいる美人局の特徴4:待ち合わせを指定してくる

美人局の最大の特徴は、「待ち合わせを指定してくる」と言って良いでしょう。

よくある待ち合わせを指定してくるパターンは以下の内容が挙げられます。

美人局のよくある待ち合わせパターン

  • 相手の自宅
  • 相手の車またはレンタカー
  • ラブホテル
  • 人通りの少ない場所
  • 日中の時間帯を指定

※あくまでも美人局で使用される例です。同様に素人女性との待ち合わせ場所で使用されている場合もあります。

掲示板投稿でも「自宅に来れる人」、「これからラブホで・・・」といった書き込みを見かけることはありませんか?

そのすべてが美人局とは言い切れませんが、このような女性とコンタクトを取り、待ち合わせ場所の変更を提案しても「いま裸だから準備するのに時間がかかる」、「怖いから外に出たくない」などと基本的に待ち合わせ場所を譲りません。

通常であれば、お互いの希望を確認して、「じゃあ、○○に待ち合わせしよう」と相談して決まることがほとんどです。

その過程をすっ飛ばして、相手側から「待ち合わせ場所は○○」と指定してくるのは、不自然ではありませんか?

仮に美人局ではないにしても、「待ち合わせを指定してきて譲らない」場合は、自己愛が激しく強い、「ナルシスト体質の女性」のケースが考えられます。

このような女性の場合、「常に自分が優位に立たないと気が済まない」性格なので、たとえ素人女性でも付き合うのは、心身ともに相当のメンタルが求められるでしょう。

私なら、そんな面倒な素人女性と付き合うくらいなら、別の女性を探します(笑)

筆者が実際に遭遇し、かなり手の込んだ事例としては、「一度待ち合わせ場所を指定してから、別の待ち合わせ場所に誘導するパターン」があります。

筆者は、美人局側ではないので、どういった意図があるかは分かりません。

しかし、あえて移動させることで移動中に「対象男性の人物を特定」する狙いがあると推測しています。

いずれの場合にしても、うますぎる話には裏があると思っておいて良いでしょう。

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出会い系にいる美人局の特徴5:他者と常にやりとりしていたり、行動がもたつく場合は赤信号

前項では、サイト内の美人局の特徴について解説してきました。

この項目では、実際に美人局に遭った筆者の経験をもとに以下のような行動をとる女性は美人局の可能性があります。

美人局の特徴的な行動

  • 挙動不審⇒遠くの誰かを探すような素振り
  • 移動中⇒積極的にリードしてくる
  • スマホを離さない⇒常に誰かとやりとり
  • 行動が遅い⇒どんな行動にも時間をかけている

※中には仕事のやりとりをしている人や土地勘のない人もいるので、目安として参考にしてください。

一度、相手を「怪しい」と思ってしまうと何もかもが怪しく見えてしまいがちですが、特に上記のような行動をとる女性の場合は、注意が必要です。

まず待ち合わせで実際に会っても「それ以外の誰か」を探すような素振りをすることがあります。

筆者自身は最初、「目が悪いのかな?」、「気のせいかな?」とあまり気に留めませんでしたが、後々になってから、「共謀男性の居場所を確認」していたのではないかと推測します。

それからお店などに移動中、腕を組むというよりも「がっちりホールド」している状態でした。

想像よりもかわいい子がきて浮かれ気味だった筆者は、「積極的な子だな」と能天気に思っていました。

あとから警察の方から聞いた話によると「腕を組んで歩いている写真を撮る目的」と「標的男性の人物特定をしている目的」があると教わりました。

妻帯者の場合、「腕を組んで歩いている写真」をネタにあとから脅迫や恐喝を受ける恐れがあります。

屋外では、「腕を組まない」「手をつながない」、「並んで歩かない」くらいの用心深さが必要です。

居酒屋やお店、ホテルに到着してからも気が抜けません。

かわいい女性とお酒が飲めて「今日は良い日だ・・」なんて浮かれている余裕はありません。

食事や会話の最中も女性が頻繁にスマホを触っていないかをチェックしておきましょう。

美人局の場合、共謀相手と常にやりとりをし、タイミングを伺っています。

手の込んだ相手になると、別のスマホや携帯を通話状態にして、共謀相手に状況が筒抜け状態なんてことも。

出会った当初から歩くスピードや何をするにも時間をかける女性もいますが、美人局の場合、いよいよ共謀相手の登場場面が近づいてくると女性の行動がやたらと遅くなることがあります。

「なんか今日は酔っちゃったなぁ~」と言いつつ道路を大げさに右に左にふらふらと歩いてみたり、いきなり立ち止まって空を見上げてみたり。

美人局に遭うなんて1ミリたりとも想像していなかった筆者は、「ドラマの見すぎじゃね?」と思いつつも、「メルヘンチックな子なんだろうな」なんてことを思っていました。

そして、いよいよホテルの入り口に差し掛かり、期待度がマックスになりかけたその途端…

「ねぇ、うちのに何してんの?」

めちゃくちゃ強い力でグイっと腕をつかまれ、振り返ったそこには、5,6人の男性がいました。

こうして記事を書いているので、実際には事なきを得ました。

しかし、当時の場面を思い返すと大人の男でもションベンちびるくらい怖い思いをしました。

前述の警察の方からは、「部屋の中でなくて良かったね」と慰められました。

代表的な共謀相手の登場場面は以下の通りです。

  • 女性と落ち合ってすぐ
  • ラブホに入る寸前
  • ラブホから出た瞬間
  • 自宅に訪問した瞬間
  • 性行為の始まる前
  • 性行為の最中
  • 性行為が終わった後

※美人局の悪質レベルにより、タイミングはまちまちです。

美人局の共謀相手は、常時女性側とやりとりをしていることが多く、「被害男性が言い逃れができない状態」登場してきます。

一昔前は、コトの後に「なにしとんじゃい!」と強面の男性が出てくることが常道でしたが、近年は、ホテルに入ろうする直前や女性と落ち合ってすぐ、数人の男性に取り囲まれ、難癖をつける傾向にあります。

特に妻帯者や家庭を持っている男性は、「うしろめたさ」もあるため、脅しに屈してしまいがちです。

掲示板などで「40代以上」や「既婚者のみ」といった書き込みには、充分すぎるほど注意をしましょう。

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出会い系サイトやアプリで美人局被害に遭ってしまった場合|逃げる・相談する・録音する

前項では、「美人局の特徴」について解説してきました。

出会いたくないものですが、万が一、美人局に出くわしてしまったときの対応を解説していきます。

美人局に出くわしてしまったときの対応は以下の例が挙げられます。

美人局に出くわしたときの対応例

  • 逃げる⇒不意をついて逃げましょう
  • 相談する⇒当事者で解決しようとせず、相談しましょう
  • 録音する⇒記録として必ず証拠を残しておきましょう

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美人局の被害は、女性と会った当日に共謀相手が出てくることがほとんどですが、中には、後日、「妊娠した」といい、金品を要求されるケースもあります。

一般的な美人局の手口は以下の通りです。

一般的な美人局の手口

  • 女性の夫と名乗り出てくる
  • 女性が未成年者だと主張してくる
  • 後日、妊娠したと主張してくる

※上の2点はその場で出てくる場合と後日になる場合どちらのケースも存在します。

出会い系サイトにいる美人局の場合、特に即日型が多く長期型は、連絡が取れなくなるなどのリスクがあり、少ない傾向にあります。

実際に美人局に出くわしてしまった場合の対応を以下の項目で解説していきます。

美人局に出くわしたときの対応1:とにかく逃げる

美人局に出くわしてしまったときは、何も考えずに一目散に逃げましょう。

海外のように腕や肩をグイっと引っ張られて、振り向いた瞬間に拳銃でバン!ってことはありません。

共謀相手が「てめぇ、なn・・・」と言い終わらないうちに不意を突いて逃げるが勝ちです。

しかし、逃げられない場合や逃げると逆に分が悪くなってしまうケースがあります。

  • 性行為が終わった後
  • 相手が多人数の場合
  • 自分の身元がバレている
  • 貴重品が相手側にある

※このような場合で逃げてしまうと後々「女性が未成年だった」と既成事実を作り上げられてしまうことも

上記のような場合、逃げてしまうと、後日、悪徳弁護士などから示談書か内容証明が送られてくることになります。

場合によっては、共謀相手が会社まで乗り込んでくることもあります。

(実際に筆者のネトナン同志の一人が経験済みです)

こうなってしまうとただの火遊びのつもりが大炎上してしまい、家庭や職場まで失いかねません。

そのような場合、次に解説する「然るべき場所に相談する」ことをおすすめします。

⇒対応方法の先頭に戻る

美人局に出くわしたときの対応2:然るべきところに相談する

美人局に出くわしてしまったときは、当事者で解決せず、第三者に相談しましょう。

美人局は、「詐欺罪」・「脅迫罪」・「恐喝罪」、場合によっては、「強盗罪」などが成立する立派な犯罪行為です。

しかしながら、自分自身の「うしろめたさ」もあり、相手の脅しに屈してしまい、金銭を言われるがまま支払ってしまう人が多く、ニュースなどで報道される事件は、ほんの一部です。

共謀相手の高圧的な脅しに屈しないためにも以下の相談先に相談すると良いでしょう。

  • 警察⇒美人局は犯罪行為のため、即座に対応してもらえます。
  • 弁護士⇒「妊娠した」、「不倫」などは、こちらがおすすめです。
  • 探偵⇒「弁護士では不安」な方はこちらがおすすめです。

筆者自身、2度の美人局被害に遭いましたが、どちらも警察の方に対応いただきました。

基本的に相手が未成年の場合を除いて、ほとんど警察の方にご対応いただくことが一番の解決策となります。

場合によっては、「警察に通報する」という言葉に反応して、相手側が逃走することもあります。

できることなら、出くわしたくないものですが、もし万が一、美人局と出くわしてしまったら、「まずは警察に通報」と覚えておくと良いでしょう。

⇒対応方法の先頭に戻る

美人局に出くわしたときの対応3:会話を録音する

美人局の中で最もやっかいなのが「女性が未成年者」だった場合です。

この場合、どんなに美人局であってもあなたには「児童買春・児童ポルノ禁止法」が抵触します。

参考:子供に対する性的な暴力の根絶に向けた対策の推進

通常の美人局の場合、警察の方も非常に協力的かつ迅速に対応してもらえますが、こと「児童ポルノ」の疑いがかかるとたちまち暗雲が立ち込めます。

  • 本当は18歳未満だったって知ってたんでしょ?
  • 一目見れば、「成年者には見えないくらい若いな」って思ったんでしょ?
  • 「18歳未満かもしれない」って思ったんでしょ?

上記のように本当の被害者はこちらのはずなのに、さも「こっちが悪い」くらいの勢いで「未成年者であることを多少なり認識していた」ことの言質を取ろうとしてきます。

SNSでの未成年者にかかわる事件が増加の一途をたどっているため、警察側もかなり用心深くならざるを得ません。

参考:警視庁⇒児童買春等の推移

「本来、出会い系サイトは、未成年者が利用できないように年齢確認をしているはずじゃ・・・」なんて後悔しないためにも、スマホのボイスレコーダーなどの機能を使用して、「会話内容を録音し、形に残る証拠」を残す努力をしましょう。

会話を録音する必要性は、以下の通りです。

  • 自分の発言や相手の発言が形に残る
  • 共謀相手の発言次第で恐喝罪が確実に成立する
  • 未成年者が「24歳だよ」と詐称した場合、証拠になる
  • 録音していることで自分自身が冷静になれる

基本的な美人局の場合、必ずと言っていいほど、「金を出せ!」とは言わず、「誠意を見せろ!」と迫られます。

鬼気迫る場面ですが、恐れず「誠意とは、具体的にどういったことですか?」と聞き返しましょう。

よほど頭の悪い美人局を除いては、「形に残る誠意だよ」などと濁すかうろたえだします。

間違っても「金のことだよ」なんて言おうものなら、恐喝罪が成立してしまいますから。

未成年者の場合も年齢詐称した場合、「児童ポルノ」が抵触する可能性が減ります。

児童ポルノが成立してしまう例1

君、若いね。未成年に見えた。

そう?よく言われるぅ~。

男性側が「未成年かもしれない」と認識しているためアウト

児童ポルノが成立してしまう例2

君、若いね。

そう?よく言われるぅ~。

男性側が「若く見える」と認識しているため、この時点ではグレー。

しかし、その後、何かのきっかけで「未成年であるかもしれない」と認識した時点でアウト

児童ポルノが成立しない可能性がある例

君、若いね。

そう?こう見えて24歳なんですぅ。

男性側が「若く見える」と認識しているため、この時点ではグレー。

しかし、その後、女性側から「年齢が24歳」であることを告げられたため、ギリセーフ

筆者は法律家ではないので、厳密な法律解釈は別サイトに譲りますが、録音しているとはいえ、発言次第では自分自身の首を絞めてしまう恐れがあるので、間違っても「未成年」という単語は発言しないように注意しましょう。

参考:18歳未満だとは知らなかった。児童買春になる?

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出会い系サイトやアプリで美人局を予防するには?|持たない・明かさない・セキュリティを強固にする

前項では、「美人局に出くわしてしまったときの対応」について解説しました。

この項目では、「自分でできる予防対策」について解説していきます。

どんなに対策を講じても100%出くわさないことを念頭に以下の対策を講じてみましょう。

自分でできる予防対策

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どんなに優良サイトであっても利用する男性がいる限り美人局や業者を100%回避することは不可能です。

なぜなら、程度の多少にかかわらず、男性の弱みに付け込んでくる悪意ある利用者が一定数存在するからです。

出会い系サイトという性質上、運営元が男女ユーザーを入会前に一人ひとり、面談して「問題ないこと」を確認してから利用できる形式を取っていません。

実際にそのような形式をとるとユーザーの利便性が損なわれ、利用者自体がいなくなってしまう恐れがあります。

あまりに悪質な場合は、運営元が利用停止措置を講じていますが、実際には、利用者自身がトラブルに巻き込まれないように自衛策を講じるほかありません。

とはいえ、出会い系サイト以外にもマッチングアプリや結婚相談所などでも詐欺事件やトラブルが発生していることから、トラブル防止の観点からも「運営任せにせず自己責任」で対策を講じていくことが大切です。

それぞれの予防対策について以下の項目で解説していきます。

美人局の予防対策1:必要以上に自分の身元を明かさない

出会い系サイトを介して初見で会う女性に対しては、「必要以上に自分の身元を明かさない」ようにしましょう。

会話の中で思わず口が滑ってしまう自分の身元がバレてしまうものは以下の通りです。

  • 自分の名前
  • 住んでいる地域
  • 最寄り駅
  • 勤め先の社名
  • 役職
  • 取引先の社名
  • よく行くお店

たいていの男性は、お酒が入るとふとしたはずみで「社名」や「自分の名前」をポロリします。

素人女性なら気にも留めませんが、美人局の場合、一言一句漏らさぬように聞き耳を立ています。

そんなときに思わずあなた自身が「苗字」「社名」はたまた「自分の役職」を口走っていたらどうでしょうか?

美人局からしたら、「私を探してください」と言わんばかりですよね。

インターネットが普及した昨今であれば、簡単に本人を特定できてしまいます。

どんなにきれいな女性でもそうでなくても、特に出会い系サイト経由で初見の女性は、全裸でスラム街を歩いているくらいの緊張感をもって、必要以上に自分の身元が特定できる情報を明かさないようにしましょう。

どうしても言わざるを得ない場合は、あまり推奨しませんが、「高校の同級生」くらい遠めの知人・友人の身元情報を身代わりとして明かしてあげるのも一つの手です。

もちろん、その女性と長く良い関係が築けた暁には、「本当のこと」を打ち明けると良いでしょう。

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美人局の予防対策2:必要以上の貴重品を持たない

出会い系サイトを介して初見の女性と会う際、「必要以上の貴重品を持たない」ようにしましょう。

一般男性が良く持ち歩いている貴重品と言えば以下の例が挙げられます。

  • 定期券(Suica・Pasmoなど)
  • 免許証
  • マイナンバーカード
  • お店のポイントカード
  • クレジットカード
  • キャッシュカード
  • 予備の名刺
  • 資格証
  • 多額の現金

世間一般的に「貴重品」と呼べないものも含まれていますが、これらの多くは「あなたの名前」が記載されているものばかりです。

中には生年月日や住所、勤め先までご丁寧に明記してあるものまであります。

ほかのサイトでも「貴重品は持ち歩かないように」という旨を記載されている記事も見かけますが、実際、「貴重品って、クレカと現金と免許証くらいでしょ?」と思った方も多いのではないでしょうか?

レンタルビデオの会員カードでも「あなたの名前」「発行店舗」が記載されています。

この情報だけでもおおよそのあなたの生活圏が推測できてしまいます。

特に中堅以上のビジネスマンは、財布に「もしかしたときのため用」に予備の名刺を入れている方もおられると思います。

もちろん、そういったものもご自身の身元が明らかになってしまうので、持ち歩かないことをおすすめします。

とはいえ、現金も持ち歩かないんじゃ、「いざという時、どうしたら・・・?」という方もいらっしゃると思います。

最近のスマホは、電子マネーやSuica機能を搭載している機種が多くなってきました。

現金やカード類を持ち歩かない代わりにスマホの電子マネー機能などで代用してみてはいかがでしょうか?

以下のサイトでスマホで利用できる電子マネーやスマホ決済について紹介しています。

興味がある方は参考にしてみてください。

参考1:おすすめの電子マネーアプリ13選 | メリット・注意点・選び方を徹底解説!

参考2:おすすめのスマホ決済サービスランキング・比較

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美人局の予防対策3:セキュリティを強固にする

万が一、美人局の共謀相手にスマホや貴重品を取り上げられてしまった場合を想定で解説します。

前項までの「身元を明かさない」、「貴重品を持ち歩かない」を実践していても美人局と遭遇してしまった場合、何とかして助けを呼んだり、スマホの中身を見られたりしないためにも、以下の対策方法を最終手段として挙げます。

予防対策の最終手段

  • スマホ認証を複雑な認証パターンにしておく
  • 格安SIMなどの別端末や捨て垢を利用する
  • スマートタグを装着しておく

今やなくてはならないものとなったスマホセキュリティですが、こと美人局対策においては、「指紋認証」「顔認証」は暗証番号以上に突破されやすいセキュリティです。

指紋認証は、共謀相手があなたの指をスマホにタッチさせるだけ、顔認証に至っては、スマホをあなたの顔に向けるだけで解除できてしまいます。

普段の生活であれば、便利で突破されにくいセキュリティのはずですが、こういった盲点が存在するので、出会い系サイトの女性と会うときだけは、複雑なパターン認証などに変更しておくことをおすすめします。

次に多少、端末になどにお金をかけられるよって方は、SIMフリーの端末とデータ専用格安SIMを契約しておくことをおすすめします。

データ専用SIMの場合、電話番号自体は付与されていますが通話機能が付いていないため、相手側がいくら電話をかけてもつながることはありません。

併せて、データ専用格安SIMを利用する別端末を準備すればさらに万全です。

出会い系サイトの女性と会うときだけは、別端末+データ専用格安SIMに変更しておくことで、弁護士や訴えられたりしない限りは、身元が判明する可能性が極めて低くなります。

参考:価格コム⇒SIM比較

別端末や格安SIMなんか準備できないよって方は、Amazonや楽天で手軽に購入できる「スマートタグ」を準備しておくと良いでしょう。

スマートタグの本来の目的は、「忘れ物や落とし物を防止する」目的で、スマートタグ本体とスマートタグが設定されたスマホが一定距離以上離れるとセキュリティ音が発せられます。

セキュリティ音が発せられている間のスキをついて逃げることも可能ですし、屋外であれば、人目を気にして美人局たちが撤退することも考えられます。

参考:スマートタグのおすすめ20選。GPSで忘れ物・落とし物を探す

とはいえ、この項目で紹介した内容はあくまでも「最終手段」なので、くれぐれも無茶は禁物です。

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出会い系サイト・アプリの美人局を回避する方法のまとめ|怪しいと思ったら会わない、対策しても無茶しない

これまでの項目で「美人局の基礎知識」、「美人局の特徴」、「遭遇時の対応」、「予防対策」について解説してきました。

これまでをふりかえり、以下にまとめとします。

この記事のまとめ

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美人局は、昭和の時代から手を替え品を替え、その時代に合わせて変化しつつも男の性を逆手に取り、多くの男性から金銭を搾取してきました。

今回解説した内容がすべてではありません。

時間の経過とともにいきなりは変わらないものの、少しずつ変化していくものと思われます。

出会い系サイトに限らず、普段の生活の中で突然、美人局の被害に遭うこともあります。

優良出会い系サイトやマッチングアプリなどのさまざまな運営元が業者の排除に日夜、尽力されています。

しかし、本当に美人局被害から守ってくれるのは、あなた自身なのです。

この記事では、ほかのサイトでは紹介されていない美人局の実態や経験者ならではの具体的な対策方法まで、かなり突っ込んで解説しました。

ぜひこの記事を参考に美人局に対しての理解を深め、取り入れられるところから対策を講じてみてください。

それが二度の美人局被害に遭った筆者としての願いでもあります。

いつ美人局と遭遇しても大丈夫な対策を講じ、安心して多くの素人女性と出会う保険を手に入れてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

以下の記事でさまざまなノウハウを公開しています。ぜひ、あわせて参考にしてください。

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