出会い系サイトのトラブル|サクラサイトなど事例や手口を徹底解説!

この記事のまとめ

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「出会い系サイト」と聞くと、「またサクラばっかのサイトでしょ?」、「ワンクリ詐欺サイトでしょ?」とダークなイメージを持たれている方も多いことでしょう。

実は、2008年の出会い系サイト規制法改正以降、いわゆるワンクリ詐欺サイトは激減しました。

しかし、「チャットレディ(チャトレ)」、「メールレディ(メルレ)」などで女性を募り男性ユーザーに課金を煽り、無用な課金をさせる悪質サイトは健在です。

筆者のメールボックスにも「○○万円当選おめでとうございます」や「旦那と死別してお金に困っていないけど、人肌が恋しいんです」などといった悪質サイトからのメールが届いています。

この記事では、悪質サイト業者の手口を暴露公開し、見分け方やトラブル事例などを解説しています。

ほかのサイトでは、解説していない最新の事例やニュースでも取り上げられた裁判の判例も解説しています。

読み終えた後は、悪質サイトからのメールも迷わず迷惑メールに登録したり、通報できるようになっています。

女性と出会えることを期待して、アプリストアからダウンロードして利用登録し、たくさん課金したにもかかわらずまったく出会えなかった……という被害を1件でも減らすためにぜひ読んでいただき、お知り合いの方と情報をシェアしてくださいますと幸いです。

この記事を書いた人
BunzoH
筆者:BunzoH
  • 出会い系歴:17年、ゲーマー歴:10年
  • おもな利用サイト⇒PCMAX、ワクメ、ハピメ
  • おもな攻略対象⇒人妻、OL、職員
  • 2022年の成果:2人/7人(ヤレた/会った)

筆者の詳しい情報⇒     

- この記事の目次 -

出会い系サイトでよくあるトラブル被害の種類|悪質サイトか相手ユーザーか

出会い系サイトや出会い系アプリを利用した際、サイトを介したユーザーとのトラブルはさまざまなものがあります。

中には、事件やニュースに取り上げられる犯罪行為にもなりうるトラブルもあります。

気軽に使えて、気軽に出会える出会い系だからこそ、簡単に信用してはいけないのかもしれません。

出会い系サイトで起きるトラブル被害の例は、以下の5つが挙げられます。

  • 運営元によるサクラ被害
  • ユーザーの金銭を目的としている
  • サイトの換金機能を目的としている
  • デート商法を目的としている
  • 強制わいせつや脅迫目的

消費者庁HPや各自治体のHPなどで注意喚起がされるほど、悪質サイトやサクラサイトによる被害が年々増加しています。

参考1:消費者庁⇒サクラサイトトラブル

参考2:インターネットトラブル事例「出会い系サイト」の「サクラ」にご注意を!

特にコロナ禍による在宅時間の増加に伴い、国民生活センターに寄せられる「出会い系に関する」相談件数も増加しています。

出会い系サイトトラブルの相談件数と予測値(2021年6月30日公開:国民生活センター)の画像

コロナによる影響は、在宅時間の増加だけに限らず、失業や収入の激減などにより、悪質サイトを運営する人や出会い系サイトを悪意を持って利用する人の増加も相談件数増加の背景にあります。

出会い系サイトは、2019年12月にインターネット異性紹介業の提出書類が厳しくなり、未成年利用を抑止するために「18禁」と明記しなくてはならないなど、運営者にとってこれまで以上に厳しいものとなりました。

しかし、悪質サイトは「出会い系サイト」や「出会い系アプリ」を名乗りつつ、アプリストアへの申請は「SNSアプリ」で行なっていることがほとんどです。

出会い系サイトを介したトラブルや被害に遭わないためにも、以下の項目では、実際に会った事例や手口がどういうものなのかを解説していきます。

出会い系サイトを介したトラブル事例の手口|1500人の回答をもとに7つの事例を紹介

前項では、「出会い系サイトを介したトラブルの種類」について解説してきました。

この項目では、実際に会ったトラブル事例を紹介していきます。

トラブル事例に先立って、独自でインターネットを使用し、「出会い系サイトで起きたトラブルについて」アンケート調査を行ったところ、以下のような結果となりました。

独自アンケート調査で得た1500件の出会い系サイトトラブルの種類を分類した円グラフの画像
インターネットの独自調査結果

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実際には、どのような被害に遭ったのか、以下の項目でそれぞれを解説していきます。

出会い系サイトトラブルの手口事例1:サクラサイトによる被害

サクラサイトは、古くからある出会い系サイトトラブルの一つで、組織的にサクラサイトを運営していることがほとんどです。

実在しない人物を名乗り、利用ユーザーとやりとりし、サイト内課金をさせたり、場合によっては、金銭を直接振り込ませたりする場合もあります。

ユーザーと直接やりとりをするサクラは、「チャットレディ(チャトレ)」、「メールレディ(メルレ)」、男性の場合は「メールボーイ(メルボ)」などの名称でSNSや無料求人サイトなどで募集されています。

集められたサクラたちは、トークスクリプトやマニュアルに沿って、ユーザーとやりとりすることが多く、マニュアルにない内容の場合は、各々の判断で返信していることが大半です。

サクラサイトの中には、以下のようにプログラムでトークスクリプトが組まれたサイトもあります。

  • ログイン後、すぐにメールを送ってくる
  • オートチャット機能で会話が成立しない
  • ポイントが少なくなると、大勢からメールを送ってくる
  • 入会者に大勢のユーザーからメールを送ってくる
  • 放置すると定期的にメールを送ってくる

※優良出会い系サイトでも上記のような「他サイト誘導業者」と思われるユーザーは散見されます。

いずれの場合においても時間やお金のムダになるだけなので、無名の出会い系サイトの利用は、控えた方が賢明でしょう。

参考1:女性装うサクラ、出会い系サイトで詐欺容疑 29人逮捕

参考2:出会い系のサクラ歴14年の女性が語る、巧妙な詐欺手口。

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出会い系サイトトラブルの手口事例2:別サイト誘導による被害

別サイト誘導による被害は、もともとワンクリ詐欺やサクラサイトを運営していたグループが出会い系サイト規制法改正以降、集客目的で取り組みだしたと言われています。

アプリを公式アプリストアから配信できるため、消費者からの信頼が得やすいこともあり、サクラサイト以上に増加しています。

STEP
出会い系サイト内でさまざまなアプローチ

基本的に多くの男性ユーザーとやりとりをして、「別サイト」に誘導するため、掲示板の投稿だけでなく、個別にアプローチをしてくることが多く、「サクラ」と誤認識している人の多くがこの「別サイト誘導型」による被害です。

サクラサイトや悪質サイト運営者が優良出会い系サイトの女性ユーザーとして登録し、アプローチした男性を別サイトに誘導するため、あの手この手でさまざまな方法でアプローチをしてきます。

プロフィールの特徴は、しっかりと作りこんだ「本格派」とあまり作りこんでいない「簡易派」の二極化が進んでいますが、希望する相手の年齢や身長、タイプなどが幅広いことが挙げられます。

被害に遭ったユーザーの通報により、運営側に「悪質ユーザー」とみなされ、「利用停止」や「アカウント削除」の処置がとられるため、頻繁にユーザー名や投稿地域などを変えている特徴も見られます。

STEP
連絡先交換

連絡先は、「メアドやLINEを教えて」と提案してくることが大半です。

交換後、数回は通常のやりとりをすることが多いのですが、「スマホの調子が悪いから、こっちでやりとりをしよう」と「別サイトのURL」を送ってきます。

手の込んだ業者になると、待ち合わせまで設定し、待ち合わせ時間の数十分前くらいに「なんかスマホの調子が悪いからこっちで・・」と前述の別サイトに誘導してくるケースもあります。

STEP
実被害の種類

別サイト誘導の場合、被害の程度や種類がさまざまなので、以下に被害事例の種類を掲載します。

  • ワンクリ詐欺
  • 架空請求
  • 迷惑メール(グループサイト内でリストを回す)
  • サクラサイト被害

※ここで挙げた事例は、代表例です。中にはもっと悪質な事例もあります。

別サイト誘導による被害は、前項のサクラサイトによる被害と同様に年々、増加傾向にあります。

業者側の手口も複雑かつ巧妙化してきて、なかなか見破るのが難しくなってきています。

実際に筆者も出会い系サイトで20人中に1,2人は、別サイトに誘導してくるユーザーと遭遇します。

もちろん、別サイトのURLを送ってきた時点で、運営元に即通報ですが・・・(笑)

参考1:神戸市⇒次々に請求される悪質な「出会い系サイト」トラブル相談増加・・・

参考2:悪質“出会い系サイト”における高額請求の被害-国民生活センター

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出会い系サイトトラブルの手口事例3:援助交際による被害

出会い系に限らず、古くはテレクラ・ツーショットダイヤル時代から存在していました。

風営法改正以降、テレクラ店舗の激減やSNSの発展によって、出会い系サイトやSNSに活動の場を移してきました。

ここ数年では、「パパ活」という比較的、ライトな名称でも認知が広まってきていますが、「性行為の有無」や「継続性」などの観点から別物とみられています。

援助交際のおもな事例の流れは以下の通りです。

STEP
出会い系サイト内で相手が掲示板募集

基本的に個別にアプローチしてくることは少なく、掲示板に投稿し、男性側からのアプローチを待っていることがほとんどです。

営業活動熱心な女性の場合、「遊ぼう」と投稿している男性に交渉をもちかけることもあります。

援助交際をもちかけてくる女性ユーザーは、「個人」で活動しているユーザーと「デリヘル業者」が業者であることを伏せて活動しています。

プロフィールの特徴は、「ワリキリ」、「オトナのお付き合い」「意味わかる人だけ」など、暗に援助をお願いする内容含まれていることがあります。

出会い系サイト上では、金銭にかかわる内容の旨を明示してしまうと、「悪質ユーザー」とみなされ、「利用停止」や「アカウント削除」の処置がとられるため、以前ほど露骨にアピールしている人はいなくなりました。

STEP
連絡先交換

連絡先は、メアド交換を提案してくることが大半です。

使われているアドレスは、ヤフーメールやGメールなど、取得するのに比較的容易ないわゆる「捨てアド」と言われるものを使用している場合が多く、サイト内のユーザー名に近しいアドレスがほとんど。

連絡先交換後は、金額交渉や待ち合わせ場所、お互いの服装など、最低限の内容しかやりとりしません。

STEP
実際に会う

所定の待ち合わせ場所で待ち合わせることになりますが、相手ユーザーが「業者」である場合、写メと明らかに違う女性が来ることしかありません。(いわゆる写メ詐欺)

個人で活動しているユーザーも画像加工アプリで限りなく盛った写メを掲載していることがほとんどなので、期待しない方が無難です。

STEP
実被害の種類

援助交際の場合、被害の程度や種類がさまざまなので、以下に被害事例の種類を掲載します。

  • 女性が未成年者(児童買春)
  • 女性が性病患者
  • 入浴中に貴重品を持ち逃げ
  • 後日、妊娠したと脅迫(美人局)
  • 後日、盗撮映像で脅迫(リベンジポルノ)

※ここで挙げた事例は、代表例です。中にはもっと悪質な事例もあります。

援助交際による被害は、男性側だけでなく、女性側でも存在します。

男性が「お金をおろしてくる」といい、そのまま逃走する、いわゆる「やり逃げ」などです。

お互いにリスクのある行為のため、もし利用しようと思う方は、自己責任でご利用ください。

参考1:ネットを介して未成年者に会うと誘拐罪になる?もし逮捕されたら早急な対応が必要

参考2:18歳未満だとは知らなかった。児童買春になる?

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出会い系サイトトラブルの手口事例4:マルチ商法による被害

以前は、mixiやエキサイトフレンズ、「大学や高校の友人」や〇〇友などのから人づてで営業を行っていましたが、消費者契約法の施行や国民生活センターの設立以降、「同窓会」の人づて経由と「出会い系・マッチングアプリ」のサイト経由の二分化が進んでします。

マルチ商法のおもな事例の流れは以下の通りです。

STEP
出会い系サイト内で相手側からアプローチ

基本的に最初は、相手側からアプローチしてくることがほとんどです。

いきなり会おうとせず、ごく一般的な世間話から入ることが多くの場合で見られます。

プロフィールの特徴は、「占い」、「スピリチュアル」「アート」などが含まれていることがあります。

STEP
連絡先交換

連絡先の交換も相手側から提案されることが大半です。

「もっと話してみたいから、LINE交換しない?」などと、あくまでも自然に連絡先交換を提案してきます。

連絡先交換後は、他愛のないやりとりを続けることがほとんどですが、会うまでの間に「交友関係の有無」を詮索してくることがあります。

STEP
実際に会う

デートの待ち合わせに指定されることが多い場所は、人の多い歓楽街や駅近に喫茶店などがあるところが大半です。

いわゆるデートスポットのような場所で待ち合わせることなどはありません。

STEP
音信不通

喫茶店やカフェ店などに入るや否や「私の不幸な生い立ち」から「私を救ってくれたマルチ」の紹介までの長々とした売り込みが始まります。

「あなたに紹介したい人がいる」といって、「自称:マルチで成功した先輩」が登場し、「加入しないと逃げられない状態」が続きます。

そして、「契約したが最後」、相手側と連絡が取れることはありません。

その代わり、「教育係」と称する人物が馬車馬のように逐一、連絡を入れてくるなど、メンタルを削りにきます。

※売上の低いマルチ会員の場合、「枕営業」をすることもあるのでご注意を。

筆者自身もこのマルチ商法に引っかかりそうになりました。

ネトナン仲間に「ヤバそうなのと会ってくるからもしかしたときのために救助お願いね」と依頼し、相手女性と会ってきました。

案の定、近くの喫茶店で延々と3時間くらいご高説いただいたところで救助を要請

ネトナン仲間に偶然を装ってもらい、「おいっ!〇時に待ち合わせって言ってたのにこんなとこで何やってんだよ!」半ばキレ気味にカットインしてもらい、救助してもらいました。

とはいえ、救助を依頼できる友人がいない場合は、相手の人数が増える前に「トイレに行く」といって、そのまま逃走するのが最善策です。

参考1:ネットワークビジネス「アムウェイ」違法勧誘の疑いで2人逮捕

参考2:マッチングアプリで宗教勧誘とマルチ商法に遭った20代男子。

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出会い系サイトトラブルの手口事例5:デート商法による被害

デート商法は、一昔前、路上アンケートの名目で声をかけ、自社店舗に誘い込み、契約を迫る手法がオーソドックスな内容でした。

しかし、クーリングオフ制度や消費者契約法の施行とともに路上から姿を消し活動の場を出会い系サイトやマッチングアプリに移行しています。

デート商法のおもな事例の流れは以下の通りです。

STEP
出会い系サイト内で相手側からアプローチ

基本的に最初は、相手側からアプローチしてくることがほとんどです。

いきなり会おうとせず、ごく一般的な世間話から入ることが多くの場合で見られます。

プロフィールの特徴は、「占い」、「スピリチュアル」「アート」などが含まれていることがあります。

STEP
連絡先交換

連絡先の交換も相手側から提案されることが大半です。

「なんだか会ってみたくなっちゃったから、LINE交換しない?」などと、あくまでも会うことを前提に提案してきます。

STEP
相手側の詮索

連絡先交換後は、「仕事」や「年収」、「自宅の種類」など多岐にわたる内容を詮索してくることがほとんどです。

「私とあなたの相性を占ってみたくて」や「最近、占いに凝っていて」などとごく自然を装って、聞いてきます。

STEP
実際に会う

デートの待ち合わせに指定されることが多い場所は、オフィス街の近くや商業施設の近くが大半です。

いわゆるデートスポットのような場所で待ち合わせることなどはありません。

デート商法を仕掛けてくる相手によっては、あなたを信用させるため、何度かのデートを経てから、実際の売り込みを始めることもあります。

STEP
音信不通

喫茶店やカフェ店などに入るや否や「私たちの将来のために」などと投資用マンションや「いつでも私だと思って」と絵画、高額商品の売り込みが始まります。

手の込んだ場合、共謀相手が登場するなど、「契約しないと逃げられない状態」が続きます。

そして、「契約したが最後」、その後は、相手側と連絡が取れることはありません。

※稀にクーリングオフが成立する1か月程度は、のらりくらりとやりとりが来ることもあります。

※マルチ商法と同様に「枕営業」を武器に売り込んでくる相手もいるので注意が必要です。

デート商法は、もともと結婚詐欺(赤紙詐欺)をしていた人がデート商法に乗り替えたり組織ぐるみで行っていることもあり、件数自体は少ないものの、手口が非常に巧妙化され、それと気づかずに「女性と別れてローンだけ残った」という人もいるほどです。

参考1:マッチングアプリに潜む罠。会いに行ってみたら怪しい勧誘だった

参考2:デート商法による悪質な投資用マンション販売

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出会い系サイトトラブルの手口事例6:投資関連詐欺による被害

FX投資ブームが去り、新たに暗号資産・仮想通貨ブームがやってくるとその時流に合わせた投資詐欺が出会い系を介しても行われています。

SNSやインターネットの発展により、比較的容易に情報が得られやすくなった反面、そういった面に疎い人や資産運用をしようと考えている高齢者が特に引っかかりやすいトラブルです。

投資関連詐欺のおもな事例の流れは以下の通りです。

STEP
出会い系サイト内で相手側からアプローチ

基本的に最初は、相手側からアプローチしてくることがほとんどです。

いきなり会おうとせず、ごく一般的な世間話から入ることが多くの場合で見られます。

プロフィールの特徴は、「投資」、「起業家」「投資で成功」などが含まれていることがあります。

STEP
連絡先交換

怪しい雰囲気を出さないためにもなるべくサイト内でやりとりをしようとします。

ある程度、交流が深まってきた段になると連絡先の交換を提案されます。

「もっとお話ししたいけど、ここだとアナタの負担になっちゃうから」などと、あくまでも相手を気遣うような素振りで提案してきます。

STEP
相手側の詮索

連絡先交換後は、「投資」や「資産運用」について、詮索してくることがほとんどです。

「私がお世話になっている先生を紹介する」などと「自称:投資顧問」が連絡を取ってきます。

直接会って売り込んでくるケースもありますが、ほとんどの場合、「コロナだから」と会うのを避ける傾向にあります。

よくある売り込み文句は、以下の例が挙げられます。

  • 何もしなくて年利30%
  • 初心者でも1日30分~1時間
  • 〇〇先生に任せればOK
  • 預かり証明書を発行します
  • 元本100%保証

※ここで挙げた事例は、代表例です。中にはもっと悪質な事例もあります。

STEP
音信不通

売り込み文句に惑わされて、「契約したが最後」、その後は、まともに相手側と連絡が取れることはありません。

※信用させるためやもっと多くのカモを集めるため、数回は配当と称して送金してくることもあります。

※詐欺グループが用意周到な準備をして行うことが多く、明るみになることが少ないため、注意が必要です。

投資関連詐欺は、古くは「豊田商事事件」から現在に至るまで、投資対象を多様に変化させています。

現在は、暗号資産や仮想通貨ブームの最中にあるため、投資対象とされていますが、今後は、「原油先物」や「金先物」、「ブランド牛」などの常に一定のニーズがある投資対象に戻ることが予想されます。

参考1:出会い系サイトやマッチングアプリ等をきっかけとする投資詐欺にご注意を-国民生活センター

参考2:出会い系アプリで仮想通貨投資詐欺相次ぐ 外国人名乗り偽サイトも 3月以降被害5千万円超

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出会い系サイトトラブルの手口事例7:美人局による被害

美人局による被害は古くから存在し、その筋の方が女性を使って男性を騙す・・・という構図を認識されていることが多いでしょう。

しかし、現実的には非行少年少女や半グレが中心に行っているケースが大半です。

実行犯の半数近くが未成年者ということもあり、美人局自体を回避できても「児童買春」で男性側が逮捕されるなど、巻き込まれてしまうとロクなことにならないので、特に注意が必要です。

美人局のおもな事例の流れは以下の通りです。

STEP
出会い系サイト内で相手が掲示板募集

基本的に個別にアプローチしてくることは少なく、掲示板に投稿し、男性側からのアプローチを待っていることがほとんどです。

特に社会的地位や家庭持ちの男性を狙うことが多く40代以上の男性をターゲットとしている投稿が散見されます。

投稿の特徴として、「既婚者限定」、「40代以上」、「ゴルフを教えてくれる40代以上」などと、経済的にも社会的地位を確立している可能性の高い、年齢層を対象としていることがほとんどです。

あまり面倒なやりとりをすることはなく、「なるべく早く会おう」としてきます。

STEP
連絡先交換

連絡先は、メアド交換を提案してくることが大半です。

使われているアドレスは、ヤフーメールやGメールなど、取得するのに比較的容易ないわゆる「捨てアド」と言われるものを使用している場合が多く、サイト内のユーザー名に近しいアドレスがほとんど。

連絡先交換後は、通常のやりとりも行いますが、「会うこと」を最優先でやりとりを進めてきます。

STEP
実際に会う

サイト内メールまたは、連絡先交換後、相手側から一方的に待ち合わせ場所や時間を指定してくることがほとんどです。

おもな待ち合わせ場所の例は、以下の通りです。

  • 相手の自宅(アパートがほとんど)
  • 指定のホテル
  • 人通りの少ない駅近く

※ここで挙げた例は、代表的な例です。

相手の自宅やホテルの場合男性側が到着するよりも前に共謀者が待機して待ち構えていることがほとんどです。

STEP
実被害の種類

美人局の場合、共謀者の登場のタイミングがさまざまなので、以下に被害事例の種類を掲載します。

性行為前

  • 女性と合流してすぐ
  • 女性とホテルに入る直前
  • 女性の自宅やホテルの一室に入ってすぐ

性行為後

  • 自宅やホテルで性行為中、または直後
  • 自宅やホテルから出た直後
  • 後日、盗撮映像で脅迫
  • 後日、妊娠したと脅迫

※ここで挙げた事例は、代表例です。中にはもっと悪質な事例もあります。

美人局による被害は、出会い系サイトに限らず、ごくありふれた日常においても存在します。

  • 単なる人違いから
  • バーや飲食店で隣り合わせて
  • キャバやガールズバーから

※古典的な手法ですが、狙われたら最後。どんな場面からでも接点を作ろうとスキを狙ってきます。

基本的に女性単体で実行することは少なく、最低限、男性2人・女性1人の3人で犯行に臨むことがよくあります。

半グレグループの場合、5・6人以上で取り囲んでくることも・・・

参考1:俺らにやられるか示談か…美人局事件 埼玉県警

参考2:ネット利用し美人局…少年2人を逮捕 大阪府警

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出会い系サイトトラブルの予防方法|避けるべきサイト、ユーザーを見極める

前項では、「出会い系サイトトラブル事例の手口」について解説してきました。

出会い系サイトトラブルを避けるためには、どのような点に注意していけばよいのか?

この項目では「出会い系サイトトラブルの回避方法」について解説していきます。

出会い系サイトトラブルを回避する方法は以下の3点が挙げられます。

さまざまな情報サイトで「ここは絶対に安全な出会い系サイト」と紹介されています。

しかし、基本的に100%安全な出会い系サイトはないと思ってください。

落ち着いて考えてみれば分かりますよね。

出会い系サイトの運営元はあくまで「出会いの場を提供している」だけに過ぎません。

そこには、さまざまな価値観利用目的を持った利用者が存在します。

誤った使い方をすれば、どんなに安全と言われているサイトであっても簡単にトラブルは起きてしまいます。

とはいえ、どんなサイトやユーザーを避ければ、トラブルは起きにくいのか?

それぞれの項目について解説していきます。

避けるべき悪質出会い系サイト:アダルト色が強く「必ず」会えるなどと断定しているサイト

出会いを求める人のツールの一つである出会い系サイトですが、「悪質出会い系サイト」の利用は避けなければなりません。

悪質出会い系サイトの例は以下の通りです。

登録前に分かる項目

  • トップページが女性の裸体や水着の画像などを使用し、いかがわしい
  • 「必ず」会えると断定的判断の提供を行っているサイト
  • 身分証の提出など正規の年齢確認がない
  • インターネット異性紹介業届出番号がない
  • 「利用規約」が見れない
  • 「基本料金」が見れない
  • 「会社概要」が見れない…など

※ちゃんとした出会い系サイトではありえないことが当たり前に行われています。

登録後に分かる項目

  • 利用登録後に「利用規約」が表示される仕様
  • 女性ユーザー登録ができない
  • 登録後すぐ、多くのユーザーからメールが来る
  • 利用料金が高額すぎる(メール1通:200円以上)
  • 退会フォームが存在しない、または非常に分かりにくい
  • 決済方法が振込またはAmazonギフト券など
  • 振込先が個人名…など

※利用前でも怪しさ満点でしたが、登録後は闇が深まるばかりです。

一般的な老舗サイトや大手出会い系サイトではありえないことがごく普通のことのように行われています。

上記のいずれかに該当した場合は、すぐに利用を止めてください。

もし、課金してしまった場合は、国民生活センターや消費者センターに相談するのも一つの手です。

参考1:国民生活センター

参考2:消費者庁

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避けるべき悪質ユーザー:性的描写、すぐ会いを示唆してくるユーザー

悪質サイトを避けることも条件ですが、「悪質ユーザー」と関わらないのもトラブル回避の上では、絶対条件になります。

悪質ユーザーは、出会い系サイトに限らず、SNSや掲示板、さまざまな場所に存在します。

出会い系サイトに存在する悪質ユーザーの特徴は、以下の例が挙げられます。

  • 性的描写を含む投稿やプロフィール
  • すぐ会いを示唆する内容を投稿
  • モデル並みにきれいな女性の画像を加工して掲載
  • スリーサイズが明記されている
  • 希望男性の幅が広すぎる

※ここで挙げた例は、代表例です。

出会いを求める男性にとっては、「魅力的すぎるほど魅力的」な投稿やプロフィール内容であることがほとんどです。

それはもちろん、どうせ出会うなら「不細工な女性」よりも「魅力的な女性」、「キレイな女性」と出会いたいという男性心理のスキを巧みについているからです。

悪質ユーザー側の手口も年々、巧妙化してきて素人女性かそうでないか見分けることが非常に困難になってきています。

ことさら、冷静さや平常心を欠いた状態では、正確な判断もおぼつかなくなるので、一旦、頭を冷やし、「賢者モード」に入ったくらいで物事を俯瞰してみると良いでしょう。

悪質ユーザーの見分け方や詳しい解説については、以下の記事を参考にしてください。

参考1:PCMAXで業者の種類と手口を見分ける方法を徹底解説

参考2:【体験談】出会い系サイト・アプリで美人局を回避する方法を徹底解説

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出会い系サイトトラブルが嫌なら利用しないのも一つの手

筆者としては、出会い系サイトトラブルに巻き込まれるのが絶対に嫌な人は、「そもそも出会い系サイトを利用しない」ことをおすすめします。

実際に出会い系サイトに限らず、出会いのきっかけは多く存在します。

  • 友人の紹介
  • 婚活パーティー
  • 結婚相談所
  • 趣味のコミュニティ
  • SNS
  • ナンパ…など

どの出会いのきっかけで会っても正解・不正解が存在しないように、人それぞれに合う方法や手段が存在します。

とはいえ、どの出会いのきっかけであってもボタンの掛け違いのように大なり小なり、トラブルや問題は生じます。

それぞれのメリット・デメリットを理解した上であなた自身が納得できる方法で出会いのきっかけを作るのが最適解と思います。

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まとめ

これまでの項目で「出会い系サイトトラブルの種類」、「トラブル事例と手口」、「予防方法」について解説してきました。

多くの官公庁からも注意喚起がされているように年々、増加傾向にあります。

筆者自身もインターネットで被害に遭われた方の調査を行ったところ、わずか一か月ほどで1500人もの方に回答いただきました。

つまりそれだけ被害が表面化されないだけで実際には多くの方が被害に遭われています。

これまでをふりかえり、以下にまとめます。

この記事のまとめ

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出会い系サイトを介したトラブルの実被害は、おもに以下の7種類に大別されます。

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出会い系サイトトラブルは、悪質サイトと悪質ユーザーの2つに絞ることはできます。

しかし、トラブルを防ぐためには、自分自身が利用しているサイトが安全か?やりとりしている相手は安全か?を見極める力自己防衛策を講じなければなりません。

出会い系サイトを利用する時は十分に警戒して、少しでも怪しいと感じたらすぐに利用するのを止めてください。

とはいえ、どんな方法で見分けていけば良いのか?に関しては、以下の記事を参考にしてください。

参考:1053人が出会えた優良出会い系サイトランキング

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

また違う記事でお会いしましょう。

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